Google は 2026 年 4 月 22 日(現地時間)、Chromebook などのサポートされる ChromeOS デバイスおよび ChromeOS Flex デバイスに向けて、ChromeOS 147 安定版(Stable)へのメジャーアップデートの展開を発表しました。
今回のアップデートにより、Chrome ブラウザのバージョンは 146.0.7680.199 から 147.0.7727.115 へ、プラットフォームのバージョンは 16581.61.0 から 16610.44.0 へと更新されます。
記事執筆時点で、筆者の複数の Chromebook / Chromebox でアップデートを受信しており、前回のアップデートが配信されていなかった「Lenovo Chromebook Plus Gen 10」などへの展開も確認しています。
ほとんどのデバイスが更新されていますが、サーバー側の情報と実機を確認したところ「HP Elite Dragonfly Chromebook」だけが 146 のままとなっています。
今回のアップデート内容
現時点では、Google からメジャーアップデートに関する告知はあるものの、セキュリティ修正の詳細などは公開されていません。そのため、一般ユーザー向けの新機能の追加や変更点は明らかになっていません。
しかし、過去のメジャーアップデートの傾向から、今回も Chrome ブラウザおよび ChromeOS の基盤に関わる複数のセキュリティ修正やバグ修正が含まれていると考えられます。
深刻度の高い脆弱性が修正されている可能性もあるため、早めのアップデート適用を推奨します。

管理者向けの変更点と今後の予定
一般ユーザー向けの新機能については情報がありませんが、企業および教育機関の管理者向けには、いくつかの機能追加や今後の変更予定が発表されています。
今回のバージョンでは、主に教育現場向けの「クラスツール(Class Tools)」におけるアクティビティログの生成機能などが追加されました。
管理者向けの具体的な変更内容については、以下の関連記事で詳しく解説しています。
発生している問題について
ChromeOS 147 へのアップデートにあたり、現時点ではユーザーに影響を与えるような大きな不具合や動作の不安定さは報告されていません。実機での検証においても、基本的な操作やアプリの動作に問題は見られませんでした。
今後、もし新たな問題が報告された場合には改めてお知らせし、別途記事でもまとめていきます。万が一、アップデート後に解決できないトラブルが発生した場合は、以下の手順で Google にフィードバックを送信してください。
- [設定] > [ChromeOS について] > [フィードバックを送信] または
Alt+Shift+I
Gemini in Chrome について
先日、Google は Chromebook Plus を含むデスクトップ向け Chrome ブラウザで利用可能な Gemini in Chrome (ブラウザに統合された Gemini 機能) を、日本でも展開することを正式に発表しました。
現在は段階的に展開を開始しており、ごく一部の Chromebook Plus では ChromeOS 146.0.7680.199 の時点で利用可能になったことをお伝えしています。
今回のメジャーアップデートで Gemini in Chrome が広く展開されると予想していましたが、現時点では前述の一部の Chromebook Plus 以外に手持ちのデバイスで新たに利用可能になったものはありませんでした。
また、関連するフラグを有効にしていても機能が表示されないため、実際に利用可能になるまでにはまだ時間がかかる可能性があります。
一方で、ChromeOS 146 までは利用できなかった Gemini in Chrome 向けの「スキル (skills)」のフラグが追加されており、これを有効にすることでプロンプトの登録と再利用ができるようになりました。

まとめ
今回の ChromeOS 147 安定版へのアップデートは、現時点では目立った新機能の追加は確認されていませんが、システムの安全性と安定性を高めるための重要な更新が含まれていると考えられます。
アップデートはすべてのデバイスに一度に配信されるわけではなく、数日から数週間かけて順次展開されます。
お使いの Chromebook でアップデートを手動で確認するには、[設定] > [ChromeOS について] > [アップデートを確認] から実行してください。
- 前回のメジャーアップデート: ChromeOS 146 安定版の展開が開始。24件のセキュリティ修正、実機でアップデートを確認
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