Google は 2026 年 5 月 12 日(現地時間)、ChromeOS 148 の安定版に関する企業および教育機関の管理者向けのリリースノートを公開しました。
今回のリリースノートはアップデート件数が少なく、主な変更点は証明書プロビジョニングの移行期限に関する案内のみとなっています。
また、今後のアップデートとして、ChromeOS 150 での LTC リリースと、一部の古いハードウェアを搭載した ChromeOS Flex デバイスに対する更新のブロックについても予告されています。
この記事では、管理者向けに発表された ChromeOS 148 の変更点と、今後の予定について解説します。
ChromeOS 148 の主な変更点
ChromeOS 148 のリリースノートに記載されている変更点は以下のとおりです。
証明書プロビジョニングの移行
ChromeOS 147 のリリースノートでも案内されていましたが、管理者は 2026 年末までに従来の証明書登録ソリューションから、新しい Certificate Provisioning API を使用した方式への移行を完了する必要があります。
新しい API は ChromeOS 142 で導入済みです。移行の具体的な手順については、Google のヘルプページ「SCEP に基づく ChromeOS 用の証明書プロビジョニングを構成する」を参照してください。
今後の変更点
リリースノートでは、今後の ChromeOS バージョンで予定されている変更についても言及されています。
ChromeOS 150 に次期 LTC リリースを含む予定
ChromeOS 150 は 2026 年 7 月 21 日(現地時間)のリリースが予定されており、次期 LTC (Long-term Support Candidate) リリースとなります。
LTC チャンネルは、半年ごとに更新される LTS (Long-term Support) チャンネルへのメジャーアップデートに先立ち、事前に動作検証を行うためのチャンネルです。
現在、LTC チャンネルのバージョンは 144 です。ChromeOS 150 が LTC として提供されることで、管理者は LTS への本格移行前にテスト環境での検証を進めることができます。
一部の ChromeOS Flex デバイスのアップデートをブロック (ChromeOS 150)
ChromeOS 150 以降、Chrome ブラウザの最小要件を満たすことができない一部の古いデバイスに対して、アップデートがブロックされるようになります。
影響を受けるのは以下のハードウェアを搭載したデバイスです。
- 2010 年以前の Intel および AMD グラフィックス
- 2014 年以前の Nvidia グラフィックス
なお、この変更は Google が認定している ChromeOS Flex 認定デバイスには影響しません。
管理しているデバイスが対象に含まれていた場合は、Google ChromeOS Flex サポートに問い合わせてください。
まとめ
ChromeOS 148 のリリースノートは小規模な内容ですが、証明書プロビジョニングの移行は 2026 年末という明確な期限が設けられています。現在も旧来の方式を使用している場合は、早めに移行の準備を進めることが推奨されます。
また、古いグラフィックスを搭載した ChromeOS Flex デバイスを運用している場合は、ChromeOS 150 のリリース前に対象デバイスの有無を確認し、今後の運用方針や機器の入れ替えについて検討しておくことをお勧めします。
詳細については、Chrome Enterprise and Education release notes をご覧ください。
なお、ChromeOS 148 安定版のリリースは 2026 年 5 月 19 日に予定されています。
Google は 5 月 12 日(現地時間)に、ChromeOS と Android の統合プロジェクト「Aluminium」を採用する新しい「Googlebook」を発表しています。詳しくは以下の記事をご覧ください。








