この記事では、2026 年 4 月 13 日から 19 日までの 1 週間にあった、Chromebook / ChromeOS および関連するサービスなどについての主なニュースやアップデートをまとめています。
今週は、ChromeOS 149 Canary にて Chromebook Plus の Gemini in Chrome が日本語でも利用可能になったことや、開発中となる Panther Lake 搭載モデルの新たなボード「Atria」の追加、Lenovo の新タブレット「Sapphire」が開発の最終段階に到達したことなどをお伝えしています。
また、ChromeOS 147 の管理者向けリリースノートの公開や、各チャンネルへのマイナーアップデートも展開されました。
ChromeOS 147 の管理者向けリリースノートが公開
Google は次のメジャーアップデートとなる ChromeOS 147 の管理者向けリリースノートを公開しました。
今回のアップデートには教育機関向けの「クラスツール」のアクティビティログの追加など、比較的小規模な変更が予定されています。
開発中の Panther Lake 搭載 Chromebook に新しい「Atria」が追加
現在、複数機種の開発が進められている Intel Panther Lake を搭載する Chromebook に「Atria」と呼ばれるボードが追加されました。
この「Atria」は、既存「Fatcat」ベースのモデルと共通するものの、別系統として開発が進められている可能性があります。現時点ではまだ詳細は分からないものの、Panther Lake を搭載したハイエンドモデルとして、Atria から複数のモデルが派生すると考えられます。
Lenovo の「Sapphire」が開発の最終段階に到達
Lenovo が開発を進めている Kompanio Ultra を搭載した Chromebook Plus タブレット「Sapphire」について、コード上では開発の最終段階に到達し、量産の準備が整ったことが確認されました。
過去のデバイスのリリースまでのスケジュールから、早ければ 8 月から 9 月にかけて発表される可能性があります。
Canary で Chromebook Plus の Gemini in Chrome が日本語でも利用可能
ChromeOS 149 Canary の最新アップデートにより、日本語環境における Chromebook Plus の Gemini in Chrome (ブラウザの Gemini に相談)が利用可能になりました。
実際に試してみたところ、タブ共有や Gemini Live、スキルなどの機能は問題なく動作しており、すでに実用的なレベルとなっていました。
また、今回 ChromeOS Canary で確認されたことで、少なくとも数か月後には日本の Chromebook Plus でも Gemini in Chrome が利用できるようになる見込みです。
ChromeOS 各チャンネルのマイナーアップデート展開
今週は、ChromeOS 146 安定版に 2 回目のマイナーアップデート、ChromeOS LTC 144 および LTS 138 にもマイナーアップデートが展開されました。
LTC / LTS では複数の脆弱性が修正されたことがリリースノートで公開されていますが、安定版での修正内容は公開されていません。
- ChromeOS 146 に 2 回目のマイナーアップデート (146.0.7680.199) が展開
- ChromeOS LTS 138 のマイナーアップデート (138.0.7204.310) が展開。Blink や CSS など 29 件の脆弱性に対処
- ChromeOS LTC 144 のマイナーアップデート (144.0.7559.248) が展開開始。深刻度「高」の4件の脆弱性を修正
その他のニュースなど
今週は、ChromeOS で動作する Google Meet ハードウェアの対応スイッチャーに Lightware の 4 機種が新たに追加されました。
また、4 月初めに Chrome 拡張機能として導入された「Google Vids スクリーンレコーダー」の使い方を紹介する記事を公開しました。
まとめ
今週は、次世代デバイスの開発進捗に加え、Chromebook Plus 向けの Gemini in Chrome が日本語環境でも実用的なレベルで動作することが確認できた点が大きなニュースとなりました。数か月後には国内ユーザーも利用可能になると見込まれ、今後の展開に期待です。
HelenTech では、引き続き Chromebook / ChromeOS のアップデート状況や新機種の開発動向を追っていきます。なお、ChromeOS 146 で発生している問題・不具合については こちら をご覧ください。


