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ChromeOS 150 安定版で報告されている不具合・バグ情報まとめ

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ChromeOS 150 安定版で報告されている不具合・バグ情報まとめ

この記事では、ChromeOS 150 安定版において Google IssueTracker や Reddit、各公式コミュニティなどで報告されている問題や不具合、バグに関する情報をまとめています。

ChromeOS 150 安定版は 2026 年 7 月 16 日頃から展開を開始しており、現時点では ChromeOS 150 に関連する致命的な問題や動作停止などの新たな不具合は報告されていません。

更新・追記

2026 年 8 月 10 日: 全画面表示中にショートカットでアドレスバーを呼び出すと位置がずれる不具合を追記しました。

これまでの更新内容
  • 2026 年 8 月 8 日: 3 回目のマイナーアップデート (150.0.7871.222) が展開され、キオスクアプリの問題と Google Meet で映像が破損する問題が修正されました。
  • 2026 年 7 月 28 日: 「自動更新期限の延長サポート」の対象となっている Chromebook が、同意を得ずに ChromeOS 150 にアップデートされ、Play ストア・Android アプリが利用できなくなる問題を追記しました。
  • 2026 年 7 月 26 日:
  • 2026 年 7 月 19 日: シークレットモードで chrome://mail にアクセスするとクラッシュする問題を追記しました。
目次

現在進行中の問題

現時点では、ChromeOS 150 に起因する深刻な不具合やバグの報告は確認されていません。今後、発生している問題や Google 側での対応が確認され次第、本記事に追記します。

以下は、ChromeOS 150 安定版で新たに報告・確認された問題です。

[8/10] 全画面表示時にショートカット操作でアドレスバーの位置が大きくずれる

ChromeOS 150 において、全画面表示中に Ctrl + K や Ctrl + L などのキーボードショートカットを押してアドレスバーを呼び出すと、表示位置が極端に上部にずれたり見切れてしまう不具合が報告されています (Issue #542873388)。

ChromeOS 特有の全画面表示時のコントロール制御と、WebUI アドレスバーの連動不具合が原因とみられ、現在 Google による調査が行われています。マウス操作でアドレスバーを表示させることで一時的に回避可能です。

ChromeOS 150 への更新で Google Play ストアと Android アプリが使えなくなる

ChromeOS 150 では、一部の古い Chromebook が「自動更新期限の延長サポート」の対象となりますが、Reddit や IssueTracker では、延長サポートに同意していないにも関わらず、強制的に ChromeOS 150 へのアップデートが適用され、Google Play ストアや Android アプリが削除されて利用できなくなったことが報告されています。

同様の問題は 2025 年にも発生しており、今回の問題はその再発の可能性があります。現時点では、Google から公式なコメントや対応はありません。

マルチディスプレイで別のユーザーから切り替えるとアプリのウィンドウが消える

ChromeOS 150.0.7871.150 で、2 台以上の外付けモニターが接続されている状態で、アプリをタスクバーに固定したあとにアプリを起動させます。その後、別のアカウントに切り替えて (ログアウトしない) から再び前のアカウントに戻ると、起動していたアプリのウィンドウが消えるという問題が報告されています (Issue #538429659)。

この状態になると、タスクバーにあるアプリのアイコンをクリックしてもウィンドウが表示されなくなります。この場合、「概要 (複数画面モード)」からアプリを選択することで起動ができます。

シークレットモードで chrome://mail にアクセスするとクラッシュする

ChromeOS 150.0.7871.150 において、Chromebook のブラウザがシークレットモードの状態で、chrome://mail にアクセスするとデバイスがクラッシュする問題が報告されました (Issue #536066872)。

通常モードであれば、chrome://mail にアクセスしても「このサイトにアクセスできません」と表示されるだけですが、シークレットモードでアクセスするとなぜかクラッシュしてしまいます。

この問題は ChromeOS Flex デバイスで報告されていますが、この問題は筆者の Chromebook / Chromebook Plus でも再現できています。とはいえ、ほとんどユーザーにはまったく影響のないバグです。

タッチ対応デバイスで検索ボックスの長押しメニューが大きすぎる

ChromeOS 150.0.7871.150 を実行しているタッチ操作対応の Chromebook において、Chrome ブラウザの検索バー (オムニボックス) を長押しした際に表示されるメニュー(バブル)が大きすぎ、検索結果の一部を覆い隠してしまう問題が報告されています (#506233734)。

おそらくこれのことだと思われる

この問題は過去のバージョンである ChromeOS 148 Beta の時点から報告されていましたが、最新の 150 安定版でも継続して発生していることが確認されています。

システムに重大な影響を与えるバグではありませんが、現在も未確認および未解決のままとなっています。

Linux 環境で data-control プロトコルが未実装のためクリップボードが正常に機能しない

ChromeOS 150.0.7871.150 において、Linux などの仮想化環境 (Crostini) に関連して、Chromebook 側が data-control プロトコルを実装していないという問題が報告されています (#530596186)。

これにより wl-clipboard などのクリップボードユーティリティを適切に利用できない問題が発生しており、一部のユーザーからプロトコルの実装を求めるリクエストが提出されています。

解決・進展のあった問題

ChromeOS 150 へのメジャーアップデートによって、ChromeOS 149 までに報告されている次のような問題が修正されました。

  • 権限エラーですべてのデバイスの拡張機能が無効になる (#524951740)
  • Lenovo Chromebook Plus Gen 10 の GPU プロセスがクラッシュする (#510840007, #476383479)
  • Android アプリの印刷ダイアログで ChromeOS 上のプリンター選択 UI が消える (#519266544)

[8/8 修正済] キオスクモードのウィンドウが「アプリケーションウィンドウを待機中」というポップアップで操作できない

キオスクモードで使用している Chromebox において、デフォルトで起動するアプリのウィンドウの上に「アプリケーションウィンドウを待機中」というウィンドウが重なって表示され、閉じることも移動することもできず、再起動しても消えないという問題が報告されています (Issue #536945270)。

2026 年 8 月 8 日 追記: この問題に関して、Google は IssueTracker 上で ChromeOS 150.0.7871.216 以降で修正されたことを確認しました。

[8/8 修正済] ハードウェア AV1 デコードにより、Google Meet などのビデオ会議アプリケーションで映像が破損する

ChromeOS デバイス (特に Lenovo Chromebook Plus 14 などの Chromebook Plus モデル) でのハードウェア AV1 デコードが有効になっていると、Google Meet などのビデオ会議アプリケーションで映像が破損するという問題が報告されています (#532854909)。

2026 年 8 月 8 日 更新: Google は IssueTracker 上で ChromeOS 150.0.7871.222 の時点で解消していることを明らかにしました。

修正されない問題

以下の問題は、ChromeOS 149 までに報告されていたものの、Google が「Won’t fix」と判断した問題です。

  • 新しいタブページ (NTP) に移動すると Google Meet が PiP で開かない (#512242349)

今後、解決・進展のあった問題について確認でき次第、追記していきます。

トラブルシューティングで解決できなかったらフィードバックを

もし、一般的なトラブルシューティングを実施しても解消しない問題が発生・遭遇した場合には、 [設定] > [ChromeOS について] > [フィードバックを送信] または Alt + Shift + I で Google にフィードバックを送信してください。

 フィードバックを送信する詳しい手順や内容については、以下の記事で紹介しています。

今後のユーザーからの報告やアップデートにより、新たな問題の発見や修正が行われた場合はこの記事を随時更新してお知らせします。

企業や教育機関などで大規模な展開を予定している管理者の場合は、ChromeOS LTC / LTS の活用や念のためテストデバイスを用いた事前の動作確認を行うことを推奨します。

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著者情報

尾村 真英
Technical Writer
HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。
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