ChromeOS 150 などにおいて、全画面モード (フルスクリーン) 表示中にキーボードショートカットを使ってアドレスバー (オムニボックス) を呼び出すと、表示位置が大きくずれたり、画面上部に見切れてしまう問題が報告されています。
この問題は IssueTracker で報告されており、現在調査が進められています。
全画面表示中にショートカットを使うと表示がずれる
この問題は Chromebook の [全画面] キーや [F11] キーでブラウザを全画面表示にした状態で、Ctrl + K や Ctrl + L などのショートカットキーを押してアドレスバーを表示すると、本来の位置ではなく、極端に上にずれたり、一部が画面外に見切れた状態になります。
IssueTracker (Issue #542873388) での報告によると、この現象は ChromeOS 150 / Chrome 151 安定版などで報告されています。


記事執筆時点で、筆者の ChromeOS 150 安定版を実行する Chromebook では同様の問題は確認できませんでした。使用しているデバイスや解像度の設定などで異なる可能性があります。
原因は ChromeOS 特有の表示制御と WebUI の競合か
報告では、ChromeOS では全画面表示時にツールバーが隠れ、ショートカット実行時に画面上部からスライドダウンして表示される独自の制御(TopControlsSlideControllerChromeOS)が動作しています。
このアニメーションのタイミングと、WebUI ベースのアドレスバー(WebUI Omnibox Popup)の位置計算が正しく連動していないことが、表示位置のずれを引き起こしている主な要因とみられます。
現状の回避策
現在 Google の開発チームが修正に向けて調査を行っています。
全画面表示とショートカットキー(Ctrl + K や Ctrl + L)をよく使うユーザーには影響のある問題ですが、次の方法で一時的に回避できます。
- マウス操作でアドレスバーを表示させてから入力する(画面上部にカーソルを動かしてコントロールバーを表示させる)
- 一時的に全画面表示を解除する
全画面表示中のショートカット操作でアドレスバーがずれる問題ですが、キーボード操作ではなくマウスでコントロールバーを呼び出すことで回避が可能です。
今後、修正の進展やアップデートでの解消が確認でき次第、更新してお知らせします。












