Google は 2026 年 3 月 17 日(現地時間)、ChromeOS 146 に関する企業および教育機関の管理者向けのリリースノートを公開しました。
今回のアップデートでは、ローカルストレージが無効になっているデバイスにおけるカメラファイルの保存場所を指定する新しいポリシーが導入されています。また、今後の変更として、証明書プロビジョニングの移行に関する情報も含まれています。
この記事では、管理者向けに発表された主な変更点や今後の予定について解説します。
ChromeOS 146 の主な変更点
ChromeOS 146 では、主にセキュリティとプライバシーに関連するポリシーの変更が行われました。
ローカルカメラフォルダポリシーの追加
ChromeOS 146 から、ユーザーのデバイスでローカルストレージが無効になっている場合に、カメラファイルの保存場所を管理者が指定できる新しいポリシーが導入されました。
デバイスのローカルストレージは、「ユーザーにローカルデータの保存と読み取りを許可しない」設定( LocalUserFilesAllowed ポリシー)を有効にすることで無効化されます。
今回追加された新しいポリシーを使用することで、管理者は「ローカルのカメラフォルダに保存」オプションを利用し、カメラファイルに対してもその制限を拡張して適用することができます。
今後の変更点
リリースノートでは、今後のアップデートで必要となる管理側の移行作業についても言及されています。
証明書プロビジョニングの移行
管理者は 2026 年末までに、従来の証明書登録ソリューションから、新しい Certificate Provisioning API への移行を行う必要があります。
この新しい API は ChromeOS 142 で導入されたものです。詳細な手順については、公式ヘルプページを参照することが推奨されています。
まとめ
ChromeOS 146 ではユーザー向けの変更点はありませんが、Chromebook などのローカルデータ保存を厳格に管理している組織にとって重要な、カメラファイルの保存先ポリシーの追加が含まれています。
管理者の方は今回のリリースノートの内容を確認し、管理下のデバイスへの影響やポリシー設定の見直しに備えることをお勧めします。
なお、ChromeOS 146 安定版の展開は 2026 年 3 月 24 日(日本では 25 日)に予定されています。
- 前回のリリースノート: ChromeOS 145 の管理者向けリリースノートが公開。ロールバック保護のバージョン確認など
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