今回の Talk on Chromebook by HelenTech は、｢この1週間であったChromebook関連ニュースをピックアップ｣の2024年、第15回目をお届けしていきます。対象にしているニュースの期間は2024年4月20日から26日までとなっていて、今週は新製品発売に関する話題と ChromeOS の機能に関する話題が中心です。
HP Chromebook 14a (2024)が発売
最初に新製品発売についてですが、日本向けの新モデルとして日本HP から Chromebook 14a の2024年モデルが発売されました。このモデルは先週お伝えしているコンバーチブルタイプの x360 シリーズではなく、クラムシェルタイプとなります。また、今回の 14a には Chromebook Plus はありません。
前世代と同じくタッチ操作に対応した14インチの IPS フルHD ディスプレイを搭載しています。CPU が Intel N100 または N200 を搭載しており、N100 では 4GBRAMと64GB eMMC ストレージ、N200 では 8GBRAM と 128GB UFS ストレージを搭載しています。ただ、新しい 14a はポートの数が減っていて、USB-C と USB-A ポートがそれぞれ1つずつとなっています。このトレードオフをどう捉えるかですね。
公式ストアではN100モデルが64,900円、N200モデルが81,400円で販売されています。
ChromeOS 123 に3回目のアップデート
現在、安定版としてリリースされている ChromeOS 123 に3回目のマイナーアップデートが展開されました。リリースノートなどでは特に変更点の言及はなく、目立った変化もないため通常どおりのセキュリティとバグ修正が行われていると思われます。今回は遅れている機種などなく、一律でアップデートされています。
Chromebook に Microsoft OneDrive がようやく統合
また、Chromebook のファイルアプリと Microsoft OneDrive の統合が改めて発表されました。この機能は昨年発表されていたものですが、まだ広く利用できるようにはなっていませんでした。
しかし今回改めて発表され、Chromebook でマイクロソフトのワード、エクセル、パワーポイントのファイルを開くときに Microsoft 365 のウェブアプリから直接開くことができるようになります。また、ファイルアプリから直接 OneDrive に保存しているファイルを表示・編集できるようになりました。
Google Meet の通話をデバイス間で転送可能に
最後に直接 Chromebook と関係があるわけではありませんが、Google Meet で通話時にデバイスを切り替える機能が展開されました。
この機能は、例えばスマートフォンで通話中に Chromebook で Google Meet を立ち上げて同じ会議に参加をしようとすると、以前のように2つのデバイスで参加するのではなく、スマートフォンで参加している通話を Chromebook に切り替えて参加ができます。
この機能はすでに展開されており、スマートフォンから Chromebook など別のデバイスへ、またはその逆も可能となっています。
以上が今回の｢この1週間であったChromebook関連ニュースをピックアップ｣となります。以下は今回のニュースでは紹介しなかった関連ニュースへのリンクです。
