Googlebook 向け「Calypso」に新モデル「c1nv」が追加。Mensa に続く Qualcomm チップ搭載機

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Chromebook と重ねた Qualcomm Snapdragon X2 Plus と X2 Elite のブランドロゴの画像
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Google は Qualcomm の未発表チップ「Calypso」を採用した Googlebook の開発に着手していますが、新たに「c1nv」というコードネームのボードの開発を始めていることが確認できました。

現在、「Calypso」という名称でチップとリファレンスボード(設計基盤)の両方の開発が進められており、そこから派生した「Mensa」と呼ばれるボードがすでに確認されていましたが、今回の「c1nv」も同様に「Calypso」から派生したモデルとなります。

目次

「c1nv」の仕様のヒント

「Calypso」は、Qualcomm が Windows 向けにリリースした Snapdragon X Plus (X1P-42-100) をベースに初期の設計が行われていましたが、いくつかの開発コードの記述から、第 1 世代ではなく第 2 世代にあたる「Snapdragon X2 Plus」相当のチップを採用している可能性が示されています。

新しく開発が始まった「c1nv」もこの「Calypso」から設計を引き継いでいるため、同様に X2 世代のチップセットを搭載する可能性があります。

Chromium Gerrit のコミット:calypso: Add initial code for c1nv variant
Chromium Gerrit

現時点では製品の詳細スペックは不明ですが、「Calypso」シリーズの共通仕様やこれまでのコードから、以下のような構成への対応が確認できます。

  • 最大 16 インチ、テンキー対応
  • OLED パネルのサポート
  • コンバーチブルタイプ
  • デュアルファン
  • ARGB LED 搭載 (ライトバー)
  • USB-C、HDMI

ただし、これらのうちディスプレイサイズやテンキーに関しては、設計のベースとして「対応可能な最大範囲」を定義していることがあり、実際の製品リリース時には 14 インチなどの異なるサイズになる可能性もあります。

とはいえ、ライトバーの搭載が示されていることからも、Googlebook として発表される可能性が高いと言えます。

Calypso と Bluey の 2 系統で開発中

現在、Qualcomm チップを搭載する Googlebook シリーズとしては、Snapdragon X Plus (X1P-42-100) を採用する「Bluey」がリファレンスボードとして開発されており、そこから Quartz、Mica、Quenbi の 3 つの派生ボードが展開されています。

BOARD_MENSA と BOARD_C1NV の設定コード

今回の c1nv の確認により、Calypso 系列も Mensa と合わせて 2 つの派生ボードが存在することになり、次世代の Qualcomm チップ搭載 Googlebook のラインアップが増える可能性が示されました。

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尾村 真英
Technical Writer
HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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