Googlebook 第 1 弾のリリースが秋に控えているなか、最初のリリースパートナーのうちすでに Acer、ASUS、Lenovo、HP の 4 社はデバイスがほぼ確定していましたが、Dell についてはなかなか正体を掴むことができませんでした。
しかし、最近になって Android Desktop 向けビルドの Android 17 build CL2B.260330.081 のデバッグに関する内容から、Dell の Googlebook が Snapdragon X シリーズを搭載する「Mica」である可能性が示されました。
Mica は Dell XPS 13 DX13267 になる
「Mica」は、Qualcomm の Snapdragon X シリーズチップを採用する「Bluey」シリーズのうち一つで、「Quartz」との 2 機種が実際のデバイスとして開発されていましたが、すでに Quartz は HP のモデルであり、「HP Googlebook 14c」という名前になることが確認されています。
また、Intel Panther Lake (Core Ultra Series 3) を搭載する「Fatcat」シリーズもありますが、こちらは ASUS、Lenovo、Acer の 3 社が確認でき、残る機種も Dell が当てはまる証拠は掴めませんでした。一方、Mica はバッテリーに関するコードの表記が過去の Dell のデバイスと類似しており、Dell の Googlebook の最有力候補となっていました。
その後、「Dell XPS 13 DX13267」という Android 17 で動作するデバイスを Geekbench 6 で発見し、これまでに何度かお伝えしていましたが、今回 Android 17 のデスクトップ向けビルドCL2B.260330.081 のサムプリント(デバイスの識別情報)から、「mica-userdebug…」と記載されていることが確認できました。
つまり、これまで謎だった Dell の Googlebook は、Snapdragon X シリーズを搭載する「Mica」で、13 インチクラスの「Dell XPS 13 DX13267」である可能性が非常に高いと言えます。
ベンチマークで確認できる仕様
掲載されているベンチマークから、従来想定されていた Snapdragon X Plus X1P-42-100 ではなく、HP と同様に X Elite X1E-80-100 を搭載している可能性があります。また、RAM は 16GB と 32GB の 2 つの構成があります。




一方で、これまで複数回のベンチマークが測定されていますが、スコアは安定しておらず、まだ最適化の途中にあると考えられます。最終的には他の Snapdragon X Elite X1E-80-100 搭載デバイスと同じようにシングルコア 2,200 前後、マルチコアが 9,500 前後になるものと思われます。
これで 2026 年秋に向けた Googlebook の最初のリリースパートナーである Acer、ASUS、Dell、Lenovo、HP の 5 社のデバイスが揃いました。各メーカーのデバイスの製品名などはすでに確認できており、今後より詳しい仕様などが明らかになる見込みです。
- 「Lapis」が「ASUS Googlebook CX9406」になることが判明。64GB RAM 搭載も現実に
- 「HP Googlebook 14c」の名称を公式サイト上で確認。2 つの型番も
- 「Acer Googlebook 14 GP714-91N」の名前と一部スペックを確認。発売は 11 月か
- 「Lenovo Googlebook Duet m (13″, 11)」の名前を確認。Ultra 910 搭載タブレットの「Sapphire」
- Lenovo の Googlebook「GB 15IPH12」が登場。ベンチマークなどから一部仕様が判明










