Google は 2026 年 9 月 2 日、Android 向けに新機能を追加する 2026 年 9 月の Android Drop を発表しました。
今回のアップデートでは、Gemini による物の置き場所の記憶、乗り物酔いを軽減する Motion Assist、周囲の状況を音声で伝える Guided vision など、5 つの新機能が追加されます。
なお、記事執筆時点で筆者の Pixel 11 Pro は 2026 年 9 月 1 日付けのセキュリティアップデートを受信しているものの、これは Android 17 QPR1 ではありませんでした。
Gemini が物の置き場所を記憶
予備の鍵やパスポートなど、紛失防止タグを付けていない物についても、Gemini に置き場所を伝えておくことで、Find Hub 上で管理できるようになります。
たとえば、「OK Google、寝室の引き出しにパスポートを入れたことを Find Hub に覚えておいて」のように話しかけると、任意で写真を添付して保存ができます。


後で確認したいときは、Gemini に場所を聞くか、Find Hub の記憶済みアイテムタブから確認します。この機能は Android 16 以降を搭載し、Gemini と Find Hub の両方に対応する国のデバイスで利用できます。
- 2026 年 9 月 12 日 追記: この機能は Find Hub アプリ v3.1.732-02 で展開が開始されました。詳しくは Find Hub の「記憶済みのアイテム」タブが展開開始。Gemini で物の置き場所を保存する方法 をご覧ください。
車内での画面操作による乗り物酔いを軽減する Motion Assist
Motion Assist は、車の動きに合わせて画面上を動く半透明のバブルを表示する機能で、助手席などで画面を見ているときの乗り物酔いの軽減が期待できます。
自動的にオンにする設定やクイック設定への追加ができるほか、バブルの形状、色、不透明度も好みに合わせて変更できます。


筆者の Pixel デバイスでも本機能の展開を確認しています。詳しい設定手順やドットのカスタマイズ方法については「Google Pixel で「モーションアシスト」を設定する方法。乗り物酔いを軽減する新機能の使い方」をご覧ください。
周囲の状況を確認できる Guided vision
Gemini Live でカメラを共有すると、目の前にある物の説明を音声で受け取れる「Guided vision (ガイド付き視覚機能)」も追加されます。
視覚に障害がある人や見えづらさを持つ人のコミュニティと協力して設計された機能で、食品ラベルの細かい文字を読んだり、照明の暗いレストランでメニューを注文したり、身の回りの物を識別するときに活用できます。
カメラの向きがずれている場合は、音声フィードバックで枠内に収めたり空間をパンしたりする案内が行われ、必要な情報を得られるようサポートします。


ユーザー補助機能のショートカットへの追加のほか、TalkBack メニューや Gemini アプリの設定から直接有効にすることも可能です。
Guided vision は、Gemini が利用できる国の Android 9 以降を搭載したスマートフォンに今後展開されます。
Google メッセージ内で Google Keep のメモを共同編集
Google メッセージ上で、直接 Google Keep の買い物リストや旅行のメモを共有・編集できるようになり、同じ内容を見ながらやり取りできます。
利用するには、Google メッセージ内のチャットで [+] アイコンをタップして Google Keep を呼び出します。また、画像を見る限り「先回りアシスト」などで [リストを作成] も画面内に表示されるようです。




この機能は Google メッセージで本日から展開が始まっていますが、記事執筆時点では筆者の Pixel 11 Pro 上ではまだ確認することができませんでした。
- 2026 年 9 月 10 日 追記: この機能が広く利用可能になりました。詳しくは Google メッセージ、チャット内から Keep のメモを直接共有できる機能が展開開始 をご覧ください。
Google メッセージにチャットテーマを設定
Google メッセージでは、チャットごとに背景と配色をカスタマイズできる「チャットのテーマ」が導入されます。
壁紙を選ぶか自分の写真を使うと、吹き出しの色が自動的に合わせて変わるほか、好みに応じて配色だけを変更することもできます。
この機能は 8 月末時点ですでに発表されており、現在広く利用可能になっています。
まとめ
今回の 2026 年 9 月の Android Drop では、Gemini による物の置き場所記憶や Motion Assist、Guided vision などの新機能が追加されました。
各機能の展開状況は次のとおりです。
- Gemini の物の置き場所記憶:Android 16 以降、Gemini と Find Hub の両方に対応する国のデバイスで利用可能
- Motion Assist:Android 17 を搭載したスマートフォンで利用可能
- Guided vision:Android 9 以降を搭載したスマートフォンに今後展開
- Google メッセージ内での Keep 共同編集:本日より展開開始
- チャットテーマ:Google メッセージで利用可能
記事執筆時点で筆者が確認できているのは、Google メッセージのチャットのテーマのみでした。











