ChromeOS 148 安定版において、Google IssueTracker や Reddit、各公式コミュニティで報告されている問題・不具合・バグ、仕様変更に関する情報をまとめています。
この記事は、ChromeOS 148 で新しく報告された問題やアップデートによる修正状況に合わせて、随時内容を更新します。
現在進行中の問題
ChromeOS 148 で新たに報告・確認された問題は次のとおりです。
Lenovo Chromebook Plus Gen 10 でオンライン会議がクラッシュする問題
ChromeOS 143 以降、主に Microsoft Teams を使用したビデオ会議中に、画面が約10秒間真っ暗(ブラックアウト)になったり、カメラ機能やシステム UI が突然フリーズ・クラッシュしたりする問題が報告されています(#510840007, #476383479)。
ChromeOS 148 でも継続しており、問題の発生中も音声は途切れませんが、相手側には自分の映像が緑色の一画面や静止画で表示されてしまいます。
Google は関連する問題をそれぞれ P1(最優先)、P2 の重大な不具合としてパートナー企業と連携して対応にあたっています。
IssueTracker に投稿されたコメントから、ChromeOS 149 の特定のビルド(R149-16662.0.0 以降)で問題が解消された可能性が示されていますが、現時点で正式に修正済みとしてクローズされたわけではありません。
新しいタブページ (NTP) に移動すると Google Meet が PiP で開かない
一部のデバイスにおいて、Google Meet を使用中に別のタブに移動しても自動的にピクチャーインピクチャー (PiP) が開かない問題が報告されています (#512242349)。
Google は P1 の不具合として対応にあたっていますが、現時点で修正時期などは明らかになっていません。修正までの間は、手動で PiP に切り替える必要があります。
ミラーリングしたモニターでタッチキャリブレーションを行うと画面がフリーズする
一部のデバイス (ASUS Chromebook Plus CX34 など) において、ミラーリングされた外部モニターやプロジェクターでタッチキャリブレーションを実行すると、最後のドットの段階で画面が暗転したままフリーズする問題が報告されています (#516440654)。
この不具合が発生すると、裏ではタッチ操作が反応しているものの、画面上はキャリブレーションのオーバーレイ表示がついたままロックされてしまいます。
現時点で Google からのコメントはなく、未確認のままとなっています。
Linux 環境で GPU アクセラレーションが機能しない
Linux環境 (Crostini) 内で OpenGL を使用するアプリケーションが GPU アクセラレーションを認識しなくなる問題が報告されています (#515709511)。
この不具合が発生すると、グラフィック処理が自動的にソフトウェアレンダリング(CPUでの処理)に切り替わり、Blender などの 3D アプリケーションで画面の遅延(~1 FPS)が発生したり、CPU 使用率が異常に高くなったりします。
現時点で Google からのコメントはなく、未確認のままとなっています。
Android アプリの使用中にアプリやシステムが突然強制終了(クラッシュ)する
一部の環境において、Chromebook で Android アプリやサービスを使用している際、Android 実行環境(ARCVM)が予期せず切断され、アプリが強制終了する問題が報告されています(#517208684)。
この問題が発生すると、内部の通信メモリ(アドレス空間)が不足するシステムエラーが発生し、起動中の Android アプリが突然落ちたり、裏で Android システム自体がクラッシュしたりします。
Google の担当者からコンポーネント変更のコメントはあるものの、現時点で原因や修正時期については未確認のままとなっています。
まとめ
ChromeOS 148 では、Chromebook などの ChromeOS デバイスに深刻な影響を与えるような問題は今のところ確認されていません。
もし、一般的なトラブルシューティングを実施しても解消しない問題が発生・遭遇した場合には、以下の手順で Google にフィードバックを送信してください。
- [設定] > [ChromeOS について] > [フィードバックを送信] または
Alt+Shift+I
今後のユーザーからの報告やアップデートにより、新たな問題の発見や修正が行われた場合はこの記事を随時更新してお知らせします。
なお、一つ前のバージョンである ChromeOS 147 で報告されている一部の問題は、現時点においても未解決または未確認となっているものがあります。詳しくは以下の記事をご覧ください。
企業や教育機関などで大規模な展開を予定している管理者の場合は、念のためテスト用のデバイスを用いて事前に動作確認を行うことを推奨します。
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