Googlebook 第 1 弾のリリースパートナーである Acer、ASUS、Dell、HP、Lenovo の 5 社について、それぞれが投入するモデルの名称が出そろいました。
以前は「最初のリリースは 8 機種前後になる可能性があり、Dell の担当モデルは不明」とお伝えしていましたが、その後の開発状況の進展により、Dell を含む 5 社すべてでメーカーとモデル名 (ボード名) の候補が判明しています。
この記事では、現時点で確認できている 6 機種の情報をメーカー別にまとめます。
Intel Core Ultra Series 3 搭載モデル
Intel の次世代モバイル向けプロセッサ「Core Ultra Series 3 (Panther Lake)」を採用する「Fatcat」シリーズからは、ASUS、Acer、Lenovo の 3 社のモデルが確認されています。
ASUS Googlebook CX9406 (Lapis)
ASUS が投入する「Lapis」は、「ASUS Googlebook CX9406」という製品名になることが Energy Star の認証データベースから確認されています。


データベースとベンチマークの両方から最大で Intel Core Ultra 7 と 64GB RAM を搭載する構成が示されており、現行 Windows 機の「ASUS ExpertBook Ultra」や以前日本でも発売された「ASUS Chromebook CX9 CX9400」のような、高性能なモデルになることが期待されます。
Acer Googlebook 14 GP714-91N (Moonstone)
Acer が投入する「Moonstone」は、「Acer Googlebook 14 GP714-91N」という製品名で、Bluetooth SIG の認証データベースに 4 つの型番が登録されています。


14 インチ OLED、2.8K 解像度、120Hz リフレッシュレートというスペックがすでに一部の販売店で確認されており、Core Ultra 5 325 と 16GB RAM、Core Ultra 7 と 32GB RAM の 2 構成が想定されています。
Lenovo Googlebook i (15”, 12) / 15IPH12 (Ruby)
Lenovo が投入する「Ruby」は、TCO Certified のデータベースに「Lenovo GB 15IPH12」として登録され、Geekbench や公式サイト上でも「Aluminium Premium – Lenovo 15IPH12」という名前を確認することができています。


15.3 インチ、2,880 × 1,800 の高解像度ディスプレイを搭載し、Geekbench では Core Ultra 5 325 と 16GB RAM の構成が確認されています。
なお、「Lenovo Googlebook i (15″, 12)」という製品名については確定ではありませんが、直近の Lenovo のデバイスの命名規則から考えるとほぼ間違いはないと思います。
Qualcomm Snapdragon X 搭載モデル
Qualcomm の Snapdragon X シリーズを採用する「Bluey」シリーズからは、HP のモデルが確定しているほか、Dell のモデルも示唆されています。
なお、従来の予想とは異なり、どちらも Snapdragon X Plus ではなく X Elite を搭載する可能性があります。
HP Googlebook 14c (Quartz)
HP が投入する「Quartz」は、HP 公式サイトの保証ページから「HP Googlebook 14c」という名称が確認されており、以下の 2 つの型番があります。
- HP Googlebook 14c-cf0010ca E0VP5UA
- HP Googlebook 14c-cf0000ca DY1F6UA


Geekbench では Snapdragon X Elite (X1E-80-100) と 32GB RAM を搭載する構成が確認されており、2 つの型番は RAM またはストレージ容量の違いによるものと考えられます。
Dell XPS 13 DX13267 (Mica) の可能性
「Mica」と紐付けられた Geekbench のベンチマークと Android の情報から「Dell XPS 13 DX13267」という名称を確認することができます。製品名は確定ではありませんが、現状では Dell のデバイスになる可能性が非常に高いと言えます。


これまでにもバッテリー関連の情報や消去法的に「Mica」が Dell である可能性を考えていましたが、今回の情報でその予想が裏付けられています。
ベンチマークからは、Snapdragon X Elite (X1E-80-100) を搭載し、RAM は 16GB と 32GB の 2 構成が確認されています。
MediaTek Kompanio Ultra 搭載モデル
MediaTek の Kompanio Ultra を採用するモデルは、Lenovo のタブレットタイプ「Sapphire」のみが確認されています。
Lenovo Googlebook Duet m (13”, 11) (Sapphire)
Lenovo からは 13 インチディスプレイと MediaTek Kompanio Ultra 910 (MT8196) を搭載するタブレットタイプ「Sapphire」も投入されます。


製品名は「Lenovo Googlebook Duet m (13″, 11)」で、Lenovo 公式サイトでは「Aluminium Premium – Lenovo Duet 13M9611」として掲載されています。この名前からも、Googlebook として最上位の AL Premium クラスで、タブレットタイプの 13 インチ、MT8196 を搭載するデバイスになることが分かります。


また、Lenovo は Googlebook 向けのアクセサリも用意しており、「Lenovo Pen Pro for Googlebook」が「Sapphire」こと「Duet m (13″, 11)」向けのペンとして登場する可能性があります。
発売は 11 月になる可能性も
今回の調査を行うなかで、「Acer Googlebook GP714-91N」の情報を取り扱う販売店のページに、2026 年 11 月 8 日という発売予定日が掲載されていました。


Google は 2026 年秋に Googlebook の発売を予告しており、時期的にも合っていますが、まだ正式ではないことと国・地域によっても差があることに注意してください。
とはいえ、Chromebook Plus は 2023 年 10 月初めに発表されてから数日で発売されたことから、Googlebook も同様の流れで 11 月初めの発表となる可能性があります。
まとめ
Googlebook のリリース第 1 弾は、Intel Core Ultra Series 3 (Panther Lake)、Qualcomm Snapdragon X、MediaTek Kompanio Ultra という 3 種類のチップセットを採用したモデルが、Acer、ASUS、Dell、HP、Lenovo の 5 社から合計 6 機種の投入が予定されています。
現時点で、公式や公式に近い情報から製品名を確認できているのはこの 6 機種ですが、これ以外にも開発が進められているボードがあるため、さらに増える可能性があります。しかし、現状で各メーカーをカバーしているため、最初のリリースとして最も可能性が高いのはこれら 6 つのモデルと言えます。
なお、HelenTech では引き続き Googlebook / Aluminium OS に関する情報をお届けしていきますが、両者に特化した専門メディア「GbookHub」を立ち上げました。製品データベースを含め、Googlebook と Aluminium OS に関する情報だけを求めている方はぜひこちらもご覧ください。










