この記事では、2026 年 9 月 21 日から 27 日までの 1 週間にあった、Chromebook / ChromeOS および Googlebook などについての主なニュースやアップデートをまとめています。
今週は、ChromeOS 154 の管理者向けリリースノートの公開や、各種 ChromeOS チャンネルに向けたマイナーアップデートの配信が行われました。
また、9 月 21 日には Googlebook 第 1 弾となる 5 機種の予約受付が米国で開始し、Lenovo Googlebook 15 の日本向け型番の確認、公式による Googlebook の機能紹介、MediaTek の Googlebook 向け新チップ Dimensity CX C10 Max の発表などがありました。
ChromeOS 154 の管理者向けリリースノートが公開
Google は 9 月 23 日付けで ChromeOS 154 安定版に関する企業および教育機関の管理者向けリリースノートを公開しました。
今回のアップデートでは、Chrome ブラウザのリリースサイクル変更に伴う、ChromeOS のリリース番号規則の変更が行われます。
また、今後の重要な変更として Certificate Provisioning API への必須移行期限についても案内されています。
ChromeOS のマイナーアップデート
ChromeOS 152 安定版において、2 回目のマイナーアップデートとなる ChromeOS 152.0.7977.132 の展開が開始されました。
なお、このアップデートでも Lenovo Chromebook Plus Gen 10 など Kompanio Ultra を搭載したモデルは ChromeOS 151 のままとなっています。
また、長期サポート候補(LTC)チャンネルを利用しているデバイスに対しても、ChromeOS LTC 150 のマイナーアップデート (150.0.7871.255) が配信されています。
これらのマイナーアップデートは新機能の追加はありませんが、内部的なセキュリティ修正やバグ修正が含まれているため、デバイスのアップデートが推奨されます。
Googlebook の米国予約開始と Lenovo の日本向け型番の確認
Google および第 1 弾のリリースパートナー 5 社は、9 月 21 日に Googlebook の詳細を発表し、米国などで予約を開始しました。各メーカー 1 モデルずつがラインナップされ、価格は 899 ドルからとなっています。
Acer、ASUS、Dell、HP、Lenovo の各 Googlebook の仕様については、以下をご覧ください。
- 「Acer Googlebook 14 (GP714-91N)」が正式発表。14 インチ OLED 搭載、約 1.14kg
- 「ASUS Googlebook 14 CX9406」が正式発表。14 インチ OLED で 1kg 以下の軽量モデル
- 「Dell XPS Googlebook」が正式発表。13.4 インチで 1kg 以下、軽量コンパクトモデルが 999 ドル
- 「HP Googlebook 14c」のフルスペックとデザインが明らかに。価格は 1300 ドル
- 「Lenovo Googlebook 15」も正式発表。15.3 インチで 1.29kg、1099ドルから
また、発表された第 1 弾の 5 機種のうち、「Lenovo Googlebook 15 (Lenovo GB 15IPH12)」については、日本市場での販売予定を示す日本向け型番が確認されました。日本語配列モデルだけでなく、512GB ストレージを搭載した英語配列モデルも用意されることが判明しています。
Googlebook OS の詳細も発表
これまで Googlebook に搭載される OS の名称は、Android と ChromeOS の統合を進めるプロジェクト名の「Aluminium」から取った「Aluminium OS」と暫定的に呼ばれてきましたが、今回の予約開始に合わせて、Google は正式名称が「Googlebook OS」であることを発表しました。
Googlebook OS は、Android と ChromeOS を組み合わせた設計で、Google Play の Android アプリ、デスクトップ向けのウィンドウ環境、拡張機能に対応したデスクトップ版の Chrome、フルの Linux 環境といった特長があります。
さらに、ChromeOS と同様にセキュリティの多層防御を備え、最大 10 年間のアップデート保証が継続されます。
Googlebook の AI や機能に関する公式の説明
Google から、Googlebook の予約開始に合わせて各機能に関する補足説明も行われました。
AI 機能である「Magic Pointer」の使用時にデータがクラウドに送られるタイミングの説明やタッチパッドジェスチャーの動作、Glowbar を音楽に合わせて光らせる隠しアプリ「Glowbar Disco」なども公式から紹介されています。
また、Googlebook のコアとなる AI 機能のうち、Magic Pointer と Rambler については Google AI の有料プランに加入しなくても利用できることが明らかになりました。
このほか、Googlebook 向けの AI 機能の一つである「Create My Widget」アプリが Google Play ストアに掲載され、インターフェースと Android スマートフォン向けにも対応することが示されました。
Nvidia からは Googlebook 向けの「GeForce NOW」のサポートについて発表され、詳細については年内に改めて伝えることが案内されました。
MediaTek の新チップ Dimensity CX C10 Max 発表
MediaTek から Googlebook 向けの新チップである「Dimensity CX C10 Max」が発表されました。
このチップは、2025 年に Chromebook Plus 向けの新チップとして発表された「Kompanio Ultra 910」をベースに一部仕様をアップデートしたチップで、基本的にはほぼ同じ仕様です。
また、MediaTek はこのチップを Lenovo の Googlebook が最初に搭載することを明らかにしていることから、これまでの開発状況やリークから直近で搭載が予想されるモデルは 13 インチ 2-in-1 タブレットタイプの「Lenovo Googlebook Duet m (13”, 11)」となります。
Lenovo Googlebook Duet m (13”, 11) の新たなレンダリング画像が登場
第 1 弾の Googlebook には含まれませんでしたが、Dimensity CX C10 Max チップを最初に搭載すると見込まれる「Lenovo Googlebook Duet m (13”, 11)」の新しいレンダリング画像がリークされました。
この画像からは、キーボード側にスイッチが搭載されていることを確認でき、これまでの開発状況から示されていたように、キーボードにもバッテリーが内蔵され、本体から取り外した状態でも機能する可能性があります。
現時点では「Lenovo Googlebook Duet m」の発表時期は分かりませんが、すでに発売の準備が整っていることは示されているため、第 1 弾の Googlebook の販売が開始する 10 月 4 日以降、年内に発表される可能性があります。
なお、Googlebook および Googlebook OS に関する詳細なスペックや最新情報については、専門サイトである「GbookHub」でもまとめていきます。











