この記事では、2026 年 4 月 12 日から 18 日までの 1 週間にあった、Google Workspace および関連サービスの主なアップデートをまとめています。
今週は、Mac 向けのネイティブな Gemini アプリの提供開始や、Google Meet における高解像度ディスプレイでの画質向上、Google Vids の AI 音声機能の強化など、幅広いツールで生産性を向上させるアップデートが発表されました。
今週の注目アップデート
今週発表された中で、特にユーザーの日常業務に影響する機能について解説します。
Mac 向け Gemini アプリが利用可能に
macOS 向けのネイティブデスクトップアプリとして Gemini アプリの提供が開始されました。
キーボードショートカットから直接呼び出すことができるため、他の作業を中断することなく必要な情報を検索したり文章作成のサポートを受けたりすることが可能です。ブラウザを開く手間が省けるため、Mac ユーザーの作業効率の向上に役立ちます。
Google Meet の高解像度ディスプレイでのビデオ品質向上
Web 版および会議室デバイスから Google Meet に参加するユーザー向けに、高解像度ディスプレイ環境でのビデオ品質が改善されました。
この変更により、特に 3 人以上が参加する会議において、より鮮明で詳細な映像が表示されるようになります。大型モニターを使用している環境でも、参加者の表情や共有された映像がよりクリアに表示されます。
Google Vids の AI ナレーション機能が多言語対応と表現力向上
新しい Gemini 3.1 Flash TTS モデルの導入により、Google Vids の AI ナレーション機能が強化されました。
より自然で表現豊かな 30 種類の音声オプションが追加され、新たに対応した 16 言語を合わせて合計 24 言語で利用可能になっています。動画の目的やターゲット層に合わせて適切なナレーションを設定できるため、動画制作の進行がより円滑になります。
Google Classroom における Gemini の多言語対応
Google Classroom で利用できる Gemini ツールが、Classroom がサポートするすべての言語で利用できるようになりました。使い慣れた言語で AI の支援を受けられるため、日本の教育者や学生にとっての利便性が向上しています。
その他のアップデート
管理者向けや教育機関向けのアップデートも複数発表されています。
NotebookLM の Education Plus 向け機能拡張
Google Workspace for Education Plus および Teaching and Learning アドオンを利用しているユーザー向けに、追加費用なしで NotebookLM の機能制限が引き上げられました。
対象ユーザーはプロフィール写真の横に Plus バッジが表示され、より高い使用上限でツールを活用できるようになります。
クライアントサイド暗号化された Google スライドのダウンロード (ベータ版)
クライアントサイド暗号化 (CSE) が適用された Google スライドのファイルにおいて、ダウンロード機能がベータ版として利用可能になりました。高いセキュリティ要件を維持したまま、必要に応じてファイルをエクスポートして扱うことが可能になります。
管理コンソールにおける Gemini Enterprise の設定画面の整理
Google Workspace の管理コンソールにおいて、Gemini Enterprise のアクセス管理をコントロールするための新しいサブセクション「生成 AI」が左側のメニューバーに追加されました。これにより、組織内のデータにアクセスできる AI ツールの管理画面へのアクセスが容易になります。
まとめ
今週は、Mac 版 Gemini アプリのリリースや Google Meet の高画質化など、日常的なデバイス利用における利便性を高めるアップデートが目立ちました。
これらに加えて、Google Vids や Classroom における言語サポートの拡大など、グローバルな環境や教育現場での AI 活用を促進する改善も着実に進められています。


