Google は 2026 年 4 月 13 日(現地時間)、Google Workspace for Education Plus および Teaching and Learning Upgrade のライセンスを利用しているユーザーを対象に、NotebookLM の利用制限を緩和したことを発表しました。
このアップデートにより、対象ユーザーは追加費用なしでより高い上限の機能を利用できるようになります。
教育向け NotebookLM で拡張される機能
今回の上限引き上げの対象となるユーザーは、NotebookLM 内のプロフィール画像の横に「Plus バッジ」が表示され、通常よりも高い利用上限にアクセスできることが視覚的にわかるようになっています。

緩和される制限は以下のとおりです。
- ソースの追加枠拡大: 各ノートブックに読み込めるソースの数が増加。
- チャット利用数の増加: 1 日に送信できるチャット(質問や指示)の上限が増加。
- 学習ツールの作成数拡大: フラッシュカードのセットやクイズの作成上限が増加。
- マルチメディア生成枠の拡大: 動画解説、音声解説、インフォグラフィック、スライド資料といったメディア作成の利用可能数が増加。
NotebookLM の使用量上限
記事執筆時点では、NotebookLM 公式ヘルプページの Education Fundamentals / Standard および Education Plus、Teaching and Learning アドオンの使用量上限は次のように記載されています。
| 機能 | Education Standard | Education Plus / Teaching and Learning |
| ノートブック | ユーザーあたり 100 件 | ユーザーあたり 200 件 |
|---|---|---|
| ソース | ノートブックあたり 50 件 | ノートブックあたり 100 件 |
| チャット | 1 日あたり 50 回 | 1 日あたり 200 回 |
| 音声解説 | 1 日あたり 3 回 | 1 日あたり 6 回 |
| 動画解説 | 1 日あたり 3 回 | 1 日あたり 6 回 |
| レポート | 1 日あたり 10 件 | 1 日あたり 20 件 |
| フラッシュカード | 1 日あたり 10 件 | 1 日あたり 20 件 |
| クイズ | 1 日あたり 10 回 | 1 日あたり 20 回 |
| マインドマップ | 上限なし | 上限なし |
| Deep Research | 1 か月あたり 10 回 | 1 日あたり 3 回 |
| データテーブル | 上限あり | 上限引き上げ |
| インフォグラフィック | 上限あり | 上限引き上げ |
| スライド資料と改訂 | 上限あり | 上限引き上げ |
これにより、研究や学習などにおいて、上限を気にすることなく膨大な資料を読み込ませて整理したり、教材の作成を効率化したりすることが可能になります。なお、一部の機能は 18 歳以上のユーザーのみが利用可能です。
展開時期と管理者の設定
このアップデートは、即時リリースおよび計画的リリースの両方のドメインにおいて、2026 年 4 月 6 日より段階的に展開が開始されています。すべての機能が反映されるまで、最大で 15 日ほどかかる場合があります。
管理者向けの設定として、対象ドメインの NotebookLM はデフォルトでオンに設定されていますが、管理コンソールからドメイン、組織部門(OU)、またはグループ単位で無効にすることも可能です。エンドユーザー側で個別の設定を変更する必要はありません。
まとめ
NotebookLM は教育現場や研究機関での情報整理に有用なツールですが、継続的な利用においては上限到達が懸念されていました。今回のアップデートにより、対象のライセンスを持つ教育者や学生は、より大規模かつ柔軟に機能を利用できるようになります。
教育機関の管理者は、対象となるユーザーに向けて機能の拡張を周知するとともに、組織のポリシーに合わせて必要に応じた権限設定を行うことをおすすめします。
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