この記事では、2026 年 4 月 5 日から 11 日までの 1 週間にあった、Google Workspace および関連サービスの主なアップデートをまとめています。
今週は、Google Meet のモバイルアプリにおける音声翻訳機能の展開や、Gmail のエンドツーエンド暗号化のモバイルデバイス対応など、主にスマートフォンを活用した業務の利便性とセキュリティを高めるアップデートが発表されました。
今週の主なアップデート
今週発表された中で、特に影響の大きいモバイルデバイス向けの機能について解説します。
Google Meet の音声翻訳が Android および iOS に展開
Web 版ですでに一般提供されている Google Meet の音声翻訳機能が、Android および iOS アプリでも利用できるようになりました。
この機能により、会議中の音声がほぼリアルタイムで他の言語に翻訳されます。グローバルなチームでのコミュニケーションがより円滑になり、言語の壁を取り払う機能として役立ちます。
ただし、引き続き日本語は含まれておらず、英語と一部の言語にのみ対応しています。
Gmail のエンドツーエンド暗号化がモバイルデバイスに対応
クライアントサイド暗号化 (CSE) を利用しているユーザー向けに、Gmail のエンドツーエンド暗号化 (E2EE) が Android および iOS デバイスへと拡張されました。
これにより、ユーザーはモバイルデバイスからでも組織の機密データに安全にアクセスできるようになります。外出先でもコンプライアンス要件を満たした状態で安全にメールのやり取りができるため、企業のセキュリティ管理がより強固になります。
その他のアップデート
スプレッドシートや Vids などの各種ツールにおいて、生産性を高めるアップデートが発表されています。
Google スライドから Vids 変換時の AI スクリプト編集
Gemini を有効にして Google スライドを Google Vids にインポートする際、AI によって生成されたスクリプトを編集できるようになりました。
インポートを完了させてナレーションを生成したり、アニメーションを適用したりする前に、各スライドのスクリプトを確認して修正できるため、より意図に沿った動画をスムーズに作成できます。
Gemini アプリにおける音楽生成の対象ユーザー拡大
先月、一部の Business や Enterprise、Education エディション向けに導入された Gemini アプリの音楽生成モデル Lyria 3 Pro の利用対象が拡大しました。
これにより、さらに多くのユーザーが Gemini アプリで最大 3 分間の長尺な音楽トラックを作成できるようになります。
サードパーティのカレンダーから Workspace のリソース予約が可能に
Microsoft Outlook などの他のカレンダーシステムを使用している組織が、会議室やプロジェクター、社用車などの Google Workspace のリソースをより簡単に予約できるようになりました。
Google スプレッドシートの関数におけるエラー表示と制御の改善
Google スプレッドシートにおける一部の関数のロジックとパラメータのサポートが更新されました。
この変更によってエラーの発生箇所がわかりやすくなり、データの制御が容易になります。また、他のファイルをインポートする際の互換性も向上するため、データ移行時のトラブルを減らすことができます。
制限付きアクセスアイテムの自動移行
これまで従来の制限付きアクセス権が設定されていたアイテムが、新しいアクセス制限設定を使用するように自動的に移行されます。
この移行はシステム側の更新であり、誰がファイルを表示またはアクセスできるかという権限自体に変更はありません。
まとめ
今週は、Google Meet や Gmail といった主要アプリのモバイル対応が強化され、スマートフォンからの業務効率とセキュリティを高めるアップデートが展開されました。
これらに加えて、Google Vids へのインポート時の AI スクリプト編集やスプレッドシートのエラー可視化など、日々の作業をよりスムーズに進めるための実用的な改善が含まれています。








