Qualcomm が、Snapdragon をはじめとするチップセットの価格を 10% 以上引き上げることが明らかになりました。
この報道は Bloomberg によるもので、すでに Qualcomm から Android スマートフォンメーカーなどの取引先に通知されており、値上げは 9 月 1 日以降に出荷される製品から適用されます。
サプライヤーコストの上昇が理由
Qualcomm は値上げの理由について、サプライヤー側のコスト上昇をこれ以上吸収できない状態にあると説明しており、代替となる部品調達先を新たに探す取り組みも行ったとされていますが、十分な解決には至らなかったとみられます。
これには AI データセンター向け需要を優先する供給方針により、メモリや半導体の価格上昇が続いていることがあります。この影響でモバイルデバイス向けのチップメーカーのコストも上昇しています。
スマートフォンの価格上昇の可能性
Qualcomm のチップはスマートフォンをはじめ、開発中のスマートグラスなど幅広い製品に採用されており、今回の値上げが実施されれば、これらの製品価格にも波及する可能性があります。
Samsung をはじめとする Qualcomm チップ採用メーカーは、すでにメモリ価格の高騰を理由に値上げを実施しており、今回の Qualcomm の値上げによってさらに価格が上昇する可能性があります。
一方、独自の Tensor チップを搭載する Google の Pixel シリーズも同様の理由で値上げすることを明らかにしており、メモリ価格の上昇は多くのメーカーに影響を与えています。
さらに将来の懸念として、Qualcomm がチップベンダーとして含まれている Googlebook にも影響する可能性は十分に考えられます。











