Pixel スマートフォンのバッテリー問題をめぐり、海外ユーザーの約 46% がすでに他ブランドへ乗り換えた、または次の買い替えで離脱を検討していることが、Android Authority の調査で報告されました。
この調査は 2026 年 4 月から 5 月にかけて実施されたもので、長年にわたって繰り返されてきたバッテリー問題に対するユーザーの不満が数字として可視化されています。
なお、対象は海外ユーザーを中心としており、日本の利用環境(5G バンドの仕様や利用状況の違いなど)では体感が異なる場合があります。
海外調査で見えた「乗り換え」の実態
Android Authority の調査結果の内訳は以下のとおりです。
- すでに他ブランドに乗り換えた:約 15%
- 次のアップグレードで乗り換える予定:約 30%
- バッテリー問題があっても Pixel を使い続ける:約 32%
- バッテリーの問題を感じていない:約 22%
乗り換え先として Samsung、Motorola、Poco、Apple といった名前が挙がっています。
バッテリーへの不安がなくなったことを乗り換えの主な理由として挙げるユーザーが多く、Pixel 8 Pro から vivo V70 に移行したあるユーザーは「5G 利用中でもバッテリー不安がない」と述べています。
一方で、Samsung や他社 Android ブランドにも固有の課題があるとして、Pixel に戻ってきたユーザーや「バッテリー問題があっても他の何よりも Pixel を選ぶ」という層も一定数います。
直近のバッテリー問題が調査結果の背景に
今回の調査の背景にあるのが、2026 年 3 月の Pixel アップデート以降に広く報告されているバッテリーの異常消費問題です。
Pixel 7 シリーズから Pixel 10 Pro まで複数の機種が影響を受けており、Google の Issue Tracker には 700 件以上のコメントと 2,700 件を超える「影響を受けている」報告があります。
問題の詳細については、以下の記事でも紹介しています。
次世代 Pixel 11 シリーズのバッテリーは?
乗り換えを検討しているユーザーにとって気になるのが、2026 年 8 月の発売が見込まれる Pixel 11 シリーズのバッテリー性能です。
現時点ではリーク情報が出ている段階にとどまっており、実際のスペックや省電力性能については判断できません。
しかし、リークで分かっている範囲では、Pixel 10 シリーズよりもバッテリー容量がわずかに減少する可能性も示唆されています。
CPU やモデムなど、電力を必要とするパーツのアップグレードにより省電力化が進む可能性はありますが、実際の駆動時間がどうなるかは現時点では不明です。
まとめ
Pixel のバッテリー問題は、特定のアップデートによる一時的な不具合と、Tensor チップ世代を通じた慢性的な不安定さという 2 つの側面があり、今回の調査では、その不満が海外ユーザーの約 46% の離脱傾向として数字に表れました。
現在発生しているバッテリーの異常消費問題は Google が P1 として対応中であり、今後のアップデートで修正されることが期待されます。
Pixel 11 シリーズについても、バッテリー性能がどう変わるかはまだ不明ですが、リーク情報ではバッテリー容量がわずかに減少する可能性が示唆されており、実際の性能は発売まで判断できません。








