2026年5月時点で継続中の Pixel 問題まとめ。Google 対応状況と回避策

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2026年5月時点で継続中の Pixel 問題まとめ。Google 対応状況と回避策
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2026 年 3 月のアップデート(Pixel Drop)以降、Google Pixel デバイスでは複数の問題・不具合が報告されており、5 月時点でもまだ解決されていないものが残っています。

影響を受けているのは Pixel 6 シリーズから最新の Pixel 10 シリーズまで幅広く、特定のモデルに限らず旧世代を含む多くのデバイスが対象です。

この記事では、現在も継続中の主な問題について Google の対応状況と回避策をまとめ、続報が入り次第更新していきます。

目次

ブートループ(再起動ループ)

3 月のアップデート以降、Pixel 6 シリーズから最新の Pixel 10 シリーズにかけて、再起動を繰り返すブートループが報告されています。

この問題は 4 月のセキュリティアップデートでは修正されませんでしたが、Google が原因特定と修正に向けたベータテストを一部のユーザーと開始したことが報告されました。順調に進めば、2026年5月のアップデートで解決する可能性があります。

また、Google サポートに問い合わせることでデバイスの交換対応を受けられる可能性があることも報告されているため、操作不能になり代替機が必要な場合は、一度サポートに相談することをおすすめします。

バッテリーの異常消費

3 月のアップデート以降、一部のユーザーからバッテリーが異常に消費される問題が報告されています。

最新 Pixel 10 シリーズだけでなく、Pixel 9 シリーズや Pixel 8、Pixel 7 シリーズなどの旧モデルでも発生し、4 月のアップデートでも解消されていません。

Google の IssueTracker において該当の不具合報告が「Assigned(担当者割り当て済み)」へとステータス変更され、最優先で修正すべき致命的なバグを示す「P1」の優先度が設定されたことが確認されました。

原因については、システムレイヤーにおける「Deep Doze(深いスリープ状態)」への移行失敗が原因として挙げられており、アイドル状態であるべきときにデバイスが想定以上にアクティブな状態を維持してしまうことで、バッテリーを過剰に消費しているというものです。

現時点でいつ修正が提供されるかは明言されていませんが、最優先事項として扱われていることから、2026 年 5 月の月例アップデート、あるいは緊急のシステムアップデートでの修正が期待できます。それまでの間は、不要なバックグラウンド処理を制限するなどの対策で様子を見るしかありません。

動作遅延・パフォーマンス低下

Pixel 6 以降のデバイスを利用している一部のユーザーから、2026 年 3 月および 4 月のアップデートを適用した後にデバイスの動作が遅くなる問題が報告されています。特に Pixel 8 や Pixel 9 のユーザーに影響が大きいことが確認できます。

現時点において Google はこの問題を公式には認めていませんが、Pixel サポートチームは一部のユーザーに対して、より詳細な調査を行うために個別に連絡を取っていることは確認できています。

動作が遅いと感じる場合は、Google の公式ヘルプページに記載されているデバイスの速度改善手順を試すことで改善する可能性はあります。

画面フリーズ(AOD との関連)

3 月のアップデート適用後、一部のユーザーから画面のフリーズや UI のラグ、システムが応答しないといった問題が報告されています。

ユーザー報告により、不具合の多くが「常に表示状態のディスプレイ(AOD)」の使用時に発生している可能性が高いことが判明しました。

主に Pixel 10 / Pixel 10 Pro / 10 Pro XL を中心に発生しており、一部 Pixel 9 シリーズでも報告されていますが、Pixel 8 以前では発生報告が少ない傾向にあります。

暫定的な回避策として、[設定] > [ディスプレイとタップ] > [常に表示状態のディスプレイ] をオフにすることで症状が改善される可能性があります。

また、1 日 1 回程度の再起動でフリーズの頻度が下がったという報告もあります。フリーズしてしまった場合は、電源ボタンと音量大ボタンを同時に 15 秒以上長押しして強制再起動を行ってください。

Bluetooth「オーディオ機器の種類」が変更できない

3 月のアップデートを適用した一部の Pixel ユーザーで、ペアリングされた Bluetooth デバイスの種類を変更するオプションがグレーアウトしてしまい、手動で設定を変更できない状態になることが報告されています。

この影響により、車のオーディオシステムに接続するための Bluetooth アダプターが誤ってヘッドホンとして認識されてしまい、聴覚保護機能が誤動作することでオーディオの再生音量が 1 時間ごとに下がってしまうといった問題が発生しています。

Google は問題の根本的な原因が特定されており、今後数か月以内に修正を行う予定であることを明らかにしました。ただし、それまでの間の回避策は現時点では示されていません。

Pixel Buds Pro 2 の ANC トグルが音量メニューから消える

3 月のアップデートを適用した一部の Pixel デバイスで、Pixel Buds Pro 2 を接続した際に音量メニューから「アクティブノイズキャンセリング(ANC)」の切り替えトグルが消える、または正常に動作しなくなる問題が報告されています。

ただし、Pixel Buds Pro 2 本体を長押しするジェスチャーでは機能の切り替えが動作するため、あくまでメニュー上から消えるというバグの可能性が高いです。

現在、この問題は Pixel 9 Pro / 9 Pro XL、Pixel 10 Pro / 10 Pro XL、Pixel Fold など複数のモデルで報告されていますが、すべてのユーザーに発生しているわけではないようです。

暫定的な対処としては、設定アプリから「Pixel Buds」アプリのキャッシュを消去してスマートフォン本体を再起動する方法があり、それでも解決しない場合は、Bluetooth 設定から Pixel Buds Pro 2 のペアリングを一度解除し、最初からペアリングし直す方法が報告されています。

まとめ

いずれの問題も 2026 年 3 月のアップデート以降に報告が集中しており、Google が修正に向けて動き始めているものも複数あります。

とくにブートループとバッテリー消費の問題については、5 月のアップデートでの修正が期待されますが、修正の完了と提供時期はいずれも現時点で明言されていません。

HelenTech では各問題の続報を個別記事で追っていますので、修正アップデートの配信が確認できた時点で情報を更新する予定です。

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尾村 真英
Technical Writer
HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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