先月、Google Pixel 10 Pro などの Pixel デバイスにおいて、フロントカメラ付近の画面の一部が点滅する問題が報告されていましたが、実際には Pixel 7 シリーズ以降の Pixel デバイスでも同様の報告が多数あります。
前回の記事でも触れているように、この問題はディスプレイの故障やソフトウェアの問題ではなく、ディスプレイ下に配置された近接センサーおよび環境光センサーの動作による仕様である可能性が高いことが改めて確認されました。
画面の点滅はディスプレイの故障ではなくセンサーの仕様
以前紹介した記事では、主に Pixel 10 Pro で Android 16 QPR 3 / Pixel Drop を適用した後から発生しているとお伝えしましたが、過去にも Pixel 7、Pixel 8、Pixel 8a、Pixel 9 シリーズで同様に画面が点滅するという報告があります。
これは特定の条件下で発生し、フロントカメラ周囲のセンサーが動作するときに該当の部分が点滅することから、特定のモデルに依存するパネルの問題ではなく、複数世代のデバイスに共通するセンサーの仕様であると判断できます。

公式ドキュメントでは「画面の上部にある白いドット」と紹介
PiunikaWeb によれば、Google は過去に Pixel 5 のヘルプページで「画面の上部にある白いドット」が近接センサーによるものであることを説明しており、通話中や画面がロックされているときなどでセンサーがオンになると点滅したり、点灯したままになることが記載されています。

なお、Pixel 5 では「白いドット」ですが、Pixel 10 Pro では「3 つの点」や「線」のようなものが表示されます。これは、デバイスによってセンサーの配置などが異なるためであると考えられます。
さらに、Samsung の Galaxy シリーズでも同様の現象が発生しますが、こちらも公式サポートページで近接センサーによるものとして、ディスプレイや性能の問題ではないことを説明しています。

Pixel 10 Pro ではこの問題について、3 月に展開された Android 16 QPR3 / Pixel Drop や Android 17 Beta などのアップデートのタイミングで多くのユーザーから報告されていました。
そのため、点滅がセンサーの仕様だったとしても、アップデートによって、センサーの制御や露出時間などの変更が原因で、点滅が目立つようになった可能性が考えられます。

とはいえ、Google が公式の説明を Pixel 5 以降更新していないため、ディスプレイなどハードウェアの故障ではないものの、突然表示されるようになったユーザーが故障を疑うのも無理はありません。
点滅が発生した際の対処法
現在、画面の点滅が気になる場合、一時的な対処法としてデバイスの再起動が有効であることが確認されています。また、通話中などに画面の動作が不安定になる場合は、デバイスをセーフモードで起動したり、画面保護フィルムを取り外して確認が推奨されています。
しかし、この現象自体は近接センサーまたは環境光センサーが正常に機能しているだけであるため、交換や修理の必要はありません。
まとめ
3 月に一部のユーザーから報告されている Pixel 10 Pro のフロントカメラ下の画面が点滅する問題は、以前の Pixel デバイスでも発生しており、多くの場合センサーの動作による仕様です。
そのため、現状ではとくに問題があるわけではありません。今後、Google から正式に説明があるかは分かりませんが、どうしても気になるようであれば再起動などの対応を試してみてください。
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