Pixel の3月アップデート後にブートループが発生する問題、Google が調査を再開

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Google Pixel の Boot 画面
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2026 年 3 月に配信された Google Pixel 向けのソフトウェアアップデートを適用した一部のデバイスで、再起動を繰り返すブートループや、ロック画面でフリーズしてしまう深刻な問題が報告されています。

これは「常に表示状態のディスプレイ (AOD)」が原因で発生しているロック画面フリーズの問題とは別の問題で、Google は当初このバグ報告をクローズしていましたが、ユーザーからの指摘を受けて方針を転換し、現在は修正に向けて本格的な調査を行っています。

目次

3 月アップデートによる問題の詳細と影響

Google の IssueTracker に報告された内容によると、2026 年 3 月のアップデートをインストールした直後から、一部の Pixel デバイスが「Android Recovery(リカバリーモード)」とロック画面の間で再起動を延々と繰り返す状態に陥っています。

また、無事にロック画面まで到達して PIN コードを入力できたとしても、ユーザーデータの暗号化が解除された直後に画面が真っ暗になり、ホーム画面が表示されないというケースも多数報告されています。

この問題は Pixel 6 シリーズから最新の Pixel 10 シリーズまでの幅広い Pixel デバイスで報告されており、単なる画面のフリーズだけでなく、デバイス自体が完全に操作不能になる深刻な問題です。

Pixel のサポート窓口では、一時的な対応としてデバイスの初期化や本体の交換を案内していますが、どちらにしてもデータを失うリスクがあるため、根本的な解決は Google からの修正を待つしかありません。

別の問題は現在対応が進行中

なお、冒頭でもお伝えしたように、今回報告されている問題は、3 月のアップデート以後に発生している「常に表示状態のディスプレイ(AOD)」の使用時にロック画面がフリーズする問題とは異なります。

AOD に関する問題は、すでに Google が修正対応に取り組んでいることが伝えられており、Pixel の「常に表示状態のディスプレイ」をオフにするという回避策が提示されています。

Google の対応状況

この問題のユーザーからの報告に対して、Google は 3 月 31 日時点で担当エンジニアが「Won’t Fix (修正しない)」と宣言し、一般的なヘルプセンターへの誘導をしました。

しかし、影響を受けたユーザーが多いことや強い反発を受け、4 月 2 日時点で別のエンジニアが問題を再び受け付け、修正に向けて原因特定を進めていることを明らかにしました。

現在、Issue Tracker 内では調査のスピードを上げるために不具合の起きたデバイスからのバグレポート提出が呼びかけられています。

まとめ

近日中に展開される 2026 年 4 月のアップデートでの修正が期待されますが、現時点でバグのステータスが「修正済み」になっていないことから、今回のアップデートに含まれている可能性は高くないと考えられます。

いずれにしても、Google が再び問題に対して調査・取り組みを開始したことは朗報と言えますが、回避策もとくにないため、今回の問題の影響を受けているユーザーは、公式の修正を待つしかありません。

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尾村 真英
Technical Writer
HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。
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