一部ユーザーから、モバイルの Gemini アプリのモデル選択内に「Thinking level(思考レベル)」の選択オプションが表示されていることが報告されました。
あわせて、Canva や Instacart、OpenTable といったサードパーティアプリとの連携機能も準備段階に入っていることが、Google のヘルプページから明らかになりました。
現時点では、まだこの機能に関する Google からの正式発表はなく、まもなく開催される Google I/O で何らかの発表が行われる可能性があります。
2026 年 5 月 18 日 13:10 : 筆者の個人の Google アカウントの Gemini アプリにおいて、「思考レベル」の展開を確認しました。スクリーンショットの追加と記事の表記を修正しました。
「思考レベル」に「標準」と「拡張」オプションが追加
ユーザーからの報告によると、モバイル版 Gemini アプリのモデル選択画面の下部に「思考レベル」メニューが追加されており、「標準」と「拡張」の 2 段階から選択できるようになります。
- 標準: ほとんどの問題に最適
- 拡張: 複雑なトピックについて、より時間をかけて熟考
この選択肢が表示されるのは、「高速モード (Gemini 3 Flash)」または「Pro (Gemini 3.1 Pro)」を選択したときのみで、「思考モード」の選択時には表示されません。
記事公開当初は筆者の環境では確認できませんでした、時間を置いてみたところ利用できるようになっていました。実際のスクリーンショットは次のとおりです。




なお、Gemini アプリでは Standard と Extended の 2 段階での提供になる見込みですが、Google AI Studio ではすでに最大 4 段階 (Minimal、Low、Medium、High)の思考レベルが提供されています。
Canva、Instacart、OpenTable との連携が準備中
現在 Gemini アプリでは、GitHub、OpenStax、Spotify、WhatsApp の 4 つのサードパーティアプリとの連携に対応していますが、最近公開された Google のヘルプページから、Canva、Instacart、OpenTable との連携が近々提供される見込みです。
記事執筆時点では gemini.google.com/apps への展開はまだ確認することはできませんでした。
新たに追加される各連携の概要は次のとおりです。
Canva
Gemini と Canva を接続することで、デザイン制作からアセット管理までを Gemini アプリ上から操作できるようになります。
- デザインの新規作成 : プロンプトをもとにデザインを生成
- アセット管理 : テンプレートやプロジェクトファイルへのアクセス、フォルダ間の移動
- コラボレーション : デザイン上のコメントへの返信
- 画像生成と編集 : Gemini で生成した画像を Canva で編集
公開されているヘルプページは英語のみとなっており、現時点では日本での連携機能の展開については明らかになっていません。
Instacart と OpenTable
Instacart では、食料品や日用品の在庫確認と、カートへの直接追加が可能になります。登録済みの住所をもとに近隣の店舗を検索し、店舗や商品の種類を指定したプロンプトにも対応します。
OpenTable では、レストランの検索・予約・変更・キャンセルが Gemini アプリ上から行えるようになります。Reserve with Google と連携して空席状況を確認し、予約を完了します。
ただし、いずれも日本で展開されていないサービスのため、国内での利用は現時点では対象外です。
これらの機能追加は、Google I/O 2026 を直前に控えたタイミングでの動きで、I/O でさらなる発表が行われる可能性があります。
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