ここ数週間、Google Pixel 10 Pro および Pixel 10 Pro XL のユーザーから、ディスプレイの一部にちらつきが発生するという問題の報告が出ています。
この問題は Android 17 Beta をインストールしたデバイスだけでなく、最新の Android 16 QPR 3 / Pixel Drop を適用したデバイスの両方で確認されており、前面カメラの左下付近に長方形のちらつきが突然現れるというものです。
現時点ではデバイスを再起動することで一時的に解消できるものの再発するケースが多く、ディスプレイ下部に配置されている近接センサーに関連するソフトウェアの不具合である可能性が高いと指摘されています。
問題の発生条件と一時的な対処法
Reddit の複数のユーザーからの報告 (1, 2, 3) によると、この四角いちらつきは、主にスマートフォンのロック画面やホーム画面を表示しているときに発生する傾向があります。一方で、何らかのアプリを開いて操作している最中にはこの現象は確認されていないようです。

現在のところ、デバイスを再起動することでちらつきを一時的に消すことができますが、しばらく使っていると再び同じ位置にちらつきが発生してしまうユーザーが多いと報告されています。
記事執筆時点では、筆者の Pixel 10 Pro では同様の問題を確認できておらず、すべてのデバイスで発生しているわけではないようです。
物理的な故障ではなくセンサーのバグである可能性
なぜ前面カメラの左下という特定の場所で発生するかについてですが、これは Pixel 10 Pro シリーズの分解動画でも確認されているように、その位置のディスプレイパネル下に、光センサーと近接センサー用の小さな透過窓が設けられていることが関係しています。

この構造的と再起動によって一時的に症状が治まるという動作を考慮すると、ディスプレイパネル自体の物理的な故障(ハードウェアの欠陥)ではなく、近接センサーの作動や表示処理に関連するソフトウェアのバグである可能性が高いと考えられます。
まとめ
現時点では Google からこの問題に対する公式なアナウンスや修正の時期については明言されていません。
しかし、ハードウェアの致命的な欠陥ではない可能性が高いことはせめてもの救いであり、今後のソフトウェアアップデートで修正されることが期待されます。
もしお使いの Pixel 10 Pro シリーズで同様の現象が発生している場合は、現状ではこまめに再起動を行って一時的に対処しつつ、Google からの修正アップデートを待つしかなさそうです。


