現在、Chromebook Plus 改め次世代の Googlebook として開発が進められている「Atria」シリーズにおいて、新たに「Penghu」と呼ばれるボードの開発が始まったことが確認できました。
「Atria」シリーズは、Intel Nova Lake プロセッサを搭載する Googlebook のリファレンスボード (設計基盤) として開発が進められており、「Penghu」は「Atria」シリーズに含まれることから、同じく Nova Lake を搭載する可能性が示されています。
新たに追加された「Penghu」で分かっていること
もともと、「Atria」は Intel Panther Lake (Core Ultra Series 3) を搭載する Googlebook の基盤となる「Fatcat」から派生したものですが、その後のコード変更によって Intel Nova Lake を搭載することが示されました。
今回発見した「Penghu」も、「Fatcat」シリーズに含まれる「Moonstone」の設計をコピーして構築されていますが、「Atria」の派生として組み込まれたことに加え、コード内の記述から Panther Lake ではなく Nova Lake を搭載することが確認できています。


また、コードの説明に「penghu は moonstone とすべてのコンポーネントが同じであり、回路図上のわずかな違いを調整するだけ」と記載されていることから、同一の製造元が同じハードウェア・プラットフォームをベースにして、仕様変更(CPU のアップグレード、ポートの増減、センサーの配置変更など)のみを行った「兄弟機」であることを示唆しています。


なお、これまでの開発状況から「moonstone」は Acer の Googlebook (おそらく第 1 弾リリースに含まれる超プレミアムモデル) になることが示されており、同一の製造元であるとすれば、第 2 弾以降のアップグレードモデルである可能性があります。
予想される仕様
「Penghu」に直接参照されたものではありませんが、「Moonstone」と基本的には同一であると仮定した場合、次のような仕様を備えると考えられます。
- 14 インチ
- USB-C × 3 (Thunderbolt 4 または USB4)
- USB-A × 1
- 最大 100W 充電対応
- キーボードバックライト
- Glow Bar
一方で、「Atria」シリーズの場合は世代がさらに一つ先となるため、採用されるハードウェア規格などに違いがある可能性も示されています。
いずれも開発状況から予想されるものですが、「Penghu」も「Moonstone」と同様にプレミアムな仕様を備えることはほぼ確実です。
第 1 弾のリリースは 2026 年秋
今回発見された「Penghu」は、2026 年秋のリリースが予定されている第 1 弾の Googlebook ではなく、さらにその先の次世代モデルとなります。
現状では「Moonstone」と近い仕様を備えることが分かっているため、第 1 弾のリリースで登場すると予想される「Moonstone」がどのような仕様を採用し、どのメーカーから登場するのかが明らかになることで、「Penghu」の情報を予想する手がかりになります。
- 関連記事:








