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ChromeOS LTS 138 マイナーアップデート (138.0.7204.307) が展開。深刻度「高」の2件の脆弱性に対処

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ChromeOS LTS 138 マイナーアップデート (138.0.7204.307) が展開。深刻度「高」の2件の脆弱性に対処
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Google は 2026 年 3 月 20 日(現地時間)、安定性を重視する長期サポートチャンネル(Long-term Support : LTS)を利用している多くのデバイスに対し、新たなマイナーアップデートの配信を開始しました。

今回のアップデートにより、ブラウザのバージョンは 138.0.7204.307、プラットフォームバージョンは 16295.92.0 へと更新されます。

LTS 環境を設定している Chromebook や ChromeOS Flex デバイスには、今後数日かけて順次アップデートが展開される見込みです。

目次

セキュリティ修正の内容

今回のマイナーアップデート(138.0.7204.307)は、システムの安全性を維持するためのセキュリティ修正を主目的としています。

公開されたリリースノートによると、以下の 2 件の脆弱性に対する修正が含まれており、いずれも深刻度は「High(高)」と評価されています。

  • CVE-2026-1504 (深刻度:High) : Background Fetch API における不適切な実装
  • CVE-2026-3539 (深刻度:High) : DevTools におけるオブジェクトのライフサイクルの問題

今回の修正対象には、バックグラウンドでのデータ取得機能(Background Fetch API)や、開発者ツール(DevTools)に関連するコンポーネントが含まれています。これらの脆弱性を放置すると、悪意のある Web ページを読み込んだ際に予期せぬ動作を引き起こされるリスクが潜んでいます。

LTS チャンネルを利用している企業や教育機関の管理者は、安全な運用環境を確保するため、速やかにアップデートを適用することをおすすめします。

ChromeOS の LTS とは

ChromeOS では、更新頻度と安定性に応じて複数のチャンネルが提供されています。その中でも LTS (Long-term Support) は、企業・教育機関が安定した環境で長期間運用できるよう設計されたチャンネルで、約 6 ヶ月ごとに機能追加を含むメジャーアップデートが行われます。

メジャーアップデートの合間には、今回のような脆弱性修正を中心としたマイナーアップデートが提供され、デバイスの安全性と安定性を維持できるようになっています。

なお、LTS の次期バージョン候補として LTC (Long-term Support Candidate) チャンネルも用意されており、管理者が事前に検証を行うことが可能です。

現在、安定版は ChromeOS 145 が最新となっており、ChromeOS LTS の次回のメジャーアップデートは 2026 年 4 月 21 日 に ChromeOS LTS 144 が予定されています。

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尾村 真英
Technical Writer
HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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