Google が Chrome のヘルプページを更新したことで、ブラウザ上でオンデバイス生成 AI モデルをダウンロードするには、約 20GB の空き容量が必要になることが分かりました。
モデル自体のインストール後のサイズは約 4 GB ですが、ダウンロードされるには空き容量に余裕があることが求められます。
ダウンロード要件として 20GB の空き容量を明記
このモデルは、詐欺検出やライティング支援、ページの要約、タブの整理といった Chrome の AI 機能を動かすオンデバイス AI の「Gemini Nano」を指します。
更新された Chrome のヘルプページでは、オンデバイス AI モデルをダウンロードするための条件として、次の 3 点が新たに明記されました。
- ネットワーク接続 : 従量制ではないネットワーク接続 (Wi-Fi など) であること
- 空き容量 : 約 20GB 以上
- デバイス性能 : 十分な処理性能を備えていること
これらの条件はいずれかが満たされない場合、モデルのダウンロードそのものが行われません。
対応デバイスであっても、20GB の空き容量がない環境ではモデルはダウンロードされないため、空き容量が 128GB や 256GB といった少ないストレージを搭載するデバイスでは注意が必要です。
今回のヘルプページ更新では、対象デバイスの条件や複数ユーザー・複数デバイスでの設定の扱い、Chrome Enterprise 環境での管理方法についても新たに項目が追加されています。また、ページ内では、これらの要件は今後変更される可能性があるとも記載されています。
モデルファイルは手動削除ではなく設定から無効化する
ヘルプページでは、モデルファイルを手動で探して削除する方法は推奨されていないと明記されており、ファイルを手動削除しても、設定が有効なままであれば今後のダウンロードを防げない可能性があるためとしています。
オンデバイス AI 機能を無効化するには、Chrome の [設定] > [システム] にある「オンデバイス AI」の設定をオフにします。これにより、ダウンロード済みのモデルファイルは削除され、設定をオンにするまで新たなダウンロードも行われません。
なお、この設定はユーザーおよびデバイスごとに個別に適用され、同一デバイスを複数のユーザーで共有している場合、それぞれが異なる設定で使うことも可能です。Chrome Enterprise 環境では、モデルのダウンロードと利用は管理者側のポリシーに従います。












