これまでの間、Samsung が開発していると予想される Chromebook Plus デバイス「xol」に関する情報が何度かありましたが、新しい情報によればこの Chromebook Plus デバイスがリリースされる準備が整いはじめていることが報告されています。
この Chromebook Plus デバイス Xol は、今までの開発状況から15〜16インチのテンキー付き大型モデルになり、OLED ディスプレイ、専用のアシスタントキー、ディクテーション(音声入力)キー、アクセシビリティキーが搭載されることが明らかにされています。
また、過去に Samsung のデバイスの開発に携わっている人物や Samsung のメールアドレスが含まれていることなどから、このデバイスが Samsung の開発する Chromebook Plus になることが示唆されています。
今回の情報は Chrome Unboxed によるもので、デバイスに含まれる SoC のファームウェアが完成して生産の準備が整ったことを意味する Intel Management Engine (ME) のロックを Chromium Gerrit のコード上で発見したとしています。これにより Chromebook Plus xol はこれから生産に向かうための開発の最終段階であることが示されています。
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とはいえ、いまから生産となればすぐにリリースされるわけではなく、ある程度の期間が必要となります。
Chromebook Plus Xol がいつリリースされるかはわかりませんが、昨年は10月に Chromebook Plus 関連の発表が行われており、今年も同じタイミングで登場する可能性があります。特に今年は Pixel ハードウェアイベントが10月から8月に移動したため、空いたタイミングで大々的な Chromebook イベントがあっても面白いと思います。