これが便利なのかどうかはまだわかりませんが、GoogleはChrome OSとChromeブラウザの同期設定を分けて設定できるように変更を加えているようです。
この機能は、ブラウザの同期設定とは別に、Chrome OSの同期設定ができるようになるということなんですが、現時点では、この機能を試すにはChrome OSがDevチャンネルにあることと chrome://flags から split-settings を有効化する必要があります。
もちろん、設定に関してはブラウザ側ではないので、ChromebookなどのChrome OSデバイスであることが必須です。
元々のChrome OS側の同期設定画面は、以下のようになっていました。
これが、split-settings のflagsを有効化することで、少々画面が変更されます。
メニューは、これまで”ユーザー”となっていましたが、”You and Google”に変更され、項目も3項目だけとなっています。
- Playストアアプリ
- 設定
- プリンター
これまでは、いきなりブラウザ同期の設定でしたが、それ以外にも同期するかを選択できる画面が追加されたというわけです。
ただ、現在は開発中の機能ということもありますので、Stableチャンネルに登場するときには項目が増えていたり、変更されている可能性もあります。
そしてブラウザ側から、同期の管理を選択した場合には、これまでどおりの設定画面が表示されます。
今までは、Chrome OSからでもブラウザからでも、同じ内容の設定しかできませんでしたが、今回の変更が加わることで、ワンクッション入れての同期設定が可能になります。
とはいえ、これが果たして便利なのかどうか悩ましいところですが、意図せず不要なアプリを同期してしまったり、普段使いとは分けておきたい場合などにはありかもしれませんね。