Google は 2026 年 10 月 24 日、Android および iOS 向け Google Health アプリのバージョン 5.11 の配信を開始したことを発表しました。
今回のアップデートでは、Fitbit Air と Pixel Watch 3、4、5 向けに自動アクティビティ検出が強化され、検出できるアクティビティが 10 種類から 100 種類以上に増えたほか、Fitbit Air 向け Health ガーディアンの設定、グルコース (血糖値) に関する更新、睡眠トラッキングの改善が含まれています。
現時点では段階的に配信されており、キャリアやデバイスによって 1 週間程度かかります。
自動アクティビティ検出が 100 種類以上に拡大
Fitbit Edge の発表に合わせて予告されていたように、検出できるアクティビティが 10 種類から 100 種類以上に増え、ストレングストレーニングや水泳、ラケットスポーツ、チームスポーツなども自動で記録されるようになりました。
検出にはワークアウトの習慣や過去のデータ、手動での編集が参照され、許可した場合は位置情報も利用されます。Google はオフライン評価の結果として、検出の精度が約 2 倍に向上し、記録されなかったワークアウトが半分以下に減ったとしています。
最小時間 (初期設定は 15 分) 以上、心拍数の高い状態が続いたワークアウトは自動で記録され、通常は 30 分以内に Google Health アプリへ要約が届きます。
記録されたアクティビティを確認または編集すると、その内容から利用者ごとの傾向を学習し、以降の検出に反映されます。
これは Fitbit Air と Pixel Watch 3、4、5 と、10 月 27 日に発売される Fitbit Edge でも利用できます。
Fitbit Air 向け Health ガーディアンの設定
Google Health Premium に加入している Fitbit Air ユーザーは、バージョン 5.11 で Health ガーディアンの新機能を設定できるようになりました。10 月 27 日に発売される Fitbit Edge でも同様に設定でき、最初の毎月の要約は 11 月初めに届きます。
血管ストレスの傾向は、10 月中に Fitbit Air を 5 日以上連続で装着していると、[健康] タブの Health ガーディアンのセクションに表示されます。代謝ストレスの傾向は、10 月中に夜間を含めて 7 日以上装着した場合に表示されます。
いずれも一般的な健康管理や情報提供を目的とした機能で、診断や治療、薬の調整には使えず、糖尿病や高血圧のスクリーニングでもなく、妊娠中の利用も想定されていません。
なお、先日話題になっていた「睡眠時の呼吸の質」の測定については今回の発表では触れられていません。Google は Fitbit Air で近日対応予定としていますが、Fitbit Edge については対応を検討している段階であり、いつ提供されるかは分かっていません。
グルコースの追跡に関する更新
アプリ内の「血糖値」の名称が「グルコース」に変わり、チャートやグラフの表記も更新されます。
接続した持続血糖測定器のデータには、目標範囲内の時間 (time in range) の目標を設定できるようになり、[健康] > [グルコース] の設定から目標の設定を選びます。
また、米国限定で、Lingo by Abbott を Google Health アプリに直接連携できるようになりました。
睡眠トラッキングの改善
このほか、歩数データをより多く反映するようになり、トイレに起きるといった短い中途覚醒を、これまでより正確に記録できるようになりました。
また、実際の生活と合わない仮眠が表示された場合は、仮眠カードから直接削除できます。
現時点では Google Health アプリ v5.11 は段階的に展開されており、筆者の Pixel 11 Pro ではまだ v5.10 のままとなっていました。











