Google は Chrome Canary において、これまで選択肢がなかった「新しいタブページ (NTP) 」でのブックマークバーを非表示にするフラグ設定を追加しました。
記事執筆時点では、筆者の Windows 版 Chrome Canary 151.0.7880.0 環境でフラグが利用できることを確認しています。
ブックマークバーの表示方法に 3 つの選択肢
現在の Chrome では、[設定] > [デザイン] にある「ブックマークバーを表示する」のオン/オフしか選択肢がなく、新しいタブページではブックマークバーが常に表示される仕様であり、オフにしてもこれは変わりませんでした。


しかし、Chromium のコードレビューから ntp-simplification-bookmark-bar という 3 つの表示形式を追加する新しいフラグが確認され、Chrome Canary で実際に追加・動作が確認されています。
フラグを有効にすると、外観設定のブックマークバー項目がドロップダウン形式に変わり、次の 3 つから選択できるようになります。
- 常に表示 : 全ページでブックマークバーを表示する
- 新しいタブページのみ表示 : 新しいタブページにのみ表示し、通常のページでは非表示にする
- 常に非表示 : 新しいタブページを含む全ページで非表示にする


この機能は Windows / Mac / Linux / ChromeOS で利用可能になる見込みで、Chrome の企業向けポリシーとの連携も実装されており、IT 管理者が管理対象デバイスに設定を一括適用することも可能です。
Chrome Canary での有効化手順
現状でフラグを試すには Chrome Canary が必要です。インストール済みであれば、以下の手順で有効にできます。
- アドレスバーに
chrome://flagsと入力して開く - ntp-simplification-bookmark-bar を検索する
- [Enabled] に変更する
- Chrome を再起動する
- [設定] > [デザイン] > [ブックマークバー] を開き、[常に非表示] を選択する


なお、フラグを有効にした状態では、ブックマークバーの表示/非表示を切り替えるキーボードショートカット (Ctrl+ Shift+ B) が機能しなくなります。
これが仕様変更なのか、安定版への展開までに修正されるかどうかは明らかになっていません。
展開時期は不明
現時点では、Chrome Canary においてフラグを利用してのテスト段階のため、安定版への展開時期は不明です。
大きな変更でなければ、一般的には現在 Chrome Canary のバージョンが安定版に到着するときには利用可能になる傾向があるため、Chrome 151 安定版がリリースされるときには実装されていることが期待されます。
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