先日、Chrome Canary で新しいフラグ「Fulfill Searchbox Queries in AI Mode」が導入され、このフラグを有効にすると Chrome のアドレスバーから検索を行ったとき、デフォルトで「AI モード」になることが報告されていました。
これにより、AI モードが Chrome のデフォルトの検索になることが懸念されましたが、Google の検索エンジニアリング担当 VP である Rajan Patel 氏が X への投稿で、「これは誤りです。AI モードを Chrome 検索のデフォルトにする計画はありません」と明言しました。
追加されたフラグの動作
このフラグは Windows Report が報告したもので、Chrome Canary の最新ビルドでフラグを有効にすると、アドレスバーで検索したときに通常の Google 検索の検索結果は表示されず、AI モードが直接開くことが確認されました。
そのため、Google が Chrome ブラウザにおける検索機能のデフォルトを、Google 検索ではなく AI モードに置き換える可能性が示されましたが、Google はこれを否定しました。
なお、このフラグの対象はデスクトップ版(Mac、Windows、Linux、ChromeOS)で、モバイル版 Chrome は含まれていません。
Google が導入計画を否定
Chrome のフラグ解析で知られる Glenn Gabe 氏宛の返信として、Patel 氏は X に「これは誤りだった。AI モードを Chrome 検索のデフォルトにする計画はない」と投稿しました。
もともと、Chromium のコミットでは、「This is just for exploration. There are no current plans to push this live.」と記されており、開発者自身が探索目的と位置づけていました。
また、この機能は Chrome Canary でもデフォルトで有効にされているわけではなく、ユーザーがフラグ「Fulfill Searchbox Queries in AI Mode (#contextual-tasks-fulfill-search-queries-in-aim)」を有効にする必要があります。
まとめ
今回、Chrome における AI モードのデフォルト検索化は否定されましたが、機能の完成度は高いようで、実装しようと思えばすぐに出来る仕上がりとなっています。
なお、Google が以前「AI による概要」や「AI モード」を「探索目的」と位置づけながら後に広く展開した経緯があることや、Gemini アプリでの広告導入の否定の後に方針を転換したこともあるため、将来的にどうなるかは分かりません。








