この記事では、2026 年 4 月 19 日から 25 日までの 1 週間にあった、Google Workspace および関連サービスの主なアップデートをまとめています。
今週は、Google ドライブにおける Ask Gemini や AI Overviews の一般提供開始、Google スプレッドシートの大幅なパフォーマンス向上や新しい Gemini 機能の追加など、AI を活用した生産性向上のためのアップデートが多数発表されました。
今週の注目アップデート
今週発表された中で、特に影響の大きい主要な機能について紹介します。
Google ドライブの Ask Gemini と AI Overviews が一般提供を開始
3 月にベータ版として発表されていた、Google ドライブの Ask Gemini と AI Overviews が、対象となる Google Workspace および Google AI プランのユーザーに向けて展開が開始されました。
これにより、Google ドライブ内のファイルを探す際に自然言語で質問したり、文書の要約を確認したりできるようになります。なお、日本でも 5 月以降に段階的に展開されます。
Google スプレッドシートの Gemini 機能拡張とパフォーマンス改善
Google スプレッドシートにおいて、Gemini を活用した複数の新機能が追加され、自然言語による複雑なスプレッドシートの構築や編集、書式設定されていないテキストの表への変換などが可能になります。
また、新しい AI 機能である Fill with Gemini が導入され、データの準備や手動入力の手間を省くことができます。これらに加えて、大規模なデータセットを扱う際のパフォーマンスが向上し、セル数の上限が従来の 2 倍に引き上げられました。
Google ドキュメントにおける Gemini の新機能
Google ドキュメントでの AI 執筆支援機能が強化され、白紙の状態から完成した文書を作成するまでの時間の短縮や、組織のコンテキストを理解した共同作業ツールとしての役割が強化されています。
Gmail 検索の「AI による概要」が一般提供開始
Gmail の検索機能における「AI による概要」の一般提供が開始され、ユーザーは自然言語で質問を入力するだけで、対象のメールを一つずつ確認することなく、簡潔な要約と回答を得ることができるようになりました。
Google Vids でカスタムブランドアバターを作成可能に
Google Vids において、新しいモデル Nano Banana 2 を使用して独自のロゴをアップロードし、カスタムアバターを作成できるようになりました。これにより、AI が生成するプレゼンターを組織の視覚的なアイデンティティに合わせて調整することが可能です。
その他のアップデート
管理者向けの機能やツール連携に関するアップデートも発表されています。
Workspace Intelligence と管理者コントロール
Google Workspace 全体におけるユーザーの作業状況をリアルタイムで把握し、Gemini をサポートするシステム Workspace Intelligence が発表されました。これには管理者向けの制御機能も含まれています。
Google Meet ハードウェアで「会議に接続」を展開
12 月に早期プレビューとして導入された「会議に接続 (Connect Room)」 機能が、Google Meet ハードウェアを使用するすべての Google Workspace ユーザー向けに展開されました。
新しいデータ移行ツールの一般提供
追加のツール費用なしで利用できる、エンタープライズ向けの新しいデータ移行ツールの一般提供が開始されました。
Google Workspace Studio のフローに Gem を統合
Google Workspace Studio のフロー内に、新しいステップとして Gem を追加できるようになりました。
まとめ
今週は、Google ドライブや Gmail 、Google スプレッドシートといった主要なアプリケーションに Gemini の新機能や AI Overviews が広く展開され、作業の自動化と情報検索の効率化が進むアップデートが目立ちました。
特に Google スプレッドシートのパフォーマンス向上とセル上限の倍増は、大規模なデータを扱うユーザーにとって実用的な改善となります。前回のまとめ:Google Workspace 週間まとめ (4/18週): Mac 向け Gemini アプリの提供や Classroom の Gemini 日本語対応など


