Google は 2026 年 4 月 22 日、Google Workspace Studio のフロー内でカスタム AI である Gem を呼び出せる新機能「Ask a Gem (Gem に質問する)」ステップを追加したことを発表しました。
この機能により、自身で作成した専用の Gem をワークフローに組み込み、要約の作成やドキュメントの執筆といったタスクを自動化できるようになります。
Ask a Gem ステップの概要と活用方法
「Ask a Gem」ステップでは、プライベートに作成された Gem をフローの 1 ステップとして追加できます。
これにより、特定の専門知識や指示を学習させた Gem を使い、複雑なドキュメントの生成や情報の要約を自動プロセスの中に組み込むことが可能です。

ただし、Google ドライブ内のファイルをナレッジベースとして使用している Gem は選択できますが、Google フォトやその他のファイルタイプを使用している Gem は Studio の選択肢に表示されません。実際に使う前には、Gem のソース設定を事前に確認しておく必要があります。
管理設定と利用制限について
管理設定においては、管理者が Google Workspace Studio 内での Gemini 関連ステップを許可していれば、本機能はデフォルトで有効となります。
エンドユーザーは Workspace Studio の編集画面から、とくに設定を必要とせず Gem を呼び出せます。
また、2026 年 6 月 1 日まではプロモーション期間として通常よりも高い利用上限が設定されており、Studio の新機能を幅広く試せるようになっています。
2026 年 6 月 1 日以降は、ライセンスごとのユーザー単位の使用制限が適用されるため注意が必要です。
展開時期と対象アカウント
この機能は 2026 年 4 月 17 日より、即時リリースおよび計画的リリースドメインの両方で最大 15 日かけて段階的に展開されています。
対象となるエディションは以下の通りです。
- Business (Starter / Standard / Plus)
- Enterprise (Standard / Plus)
- Education (Fundamentals / Standard / Plus)
- AI アドオン: AI Expanded Access / AI Ultra Access / Google AI Pro for Education
- その他アドオン: Teaching and Learning Upgrade
現時点では HelenTech の管理する Google Workspace アカウントでは展開を確認することができませんでした。
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