Google は、Android 16 を搭載するサポート対象の Google Pixel デバイスに向けて、2026 年 4 月の月例ソフトウェアおよびセキュリティアップデートの配信を開始しました。
対象となるのは Pixel 6 シリーズから Pixel 10 シリーズおよび Pixel 10a までのスマートフォンと Pixel Tablet で、Pixel デバイスに発生している 5 件のバグ修正と Android の脆弱性に関する問題の修正が中心となっています。また、今回のアップデートでの新機能追加はありませんでした。
筆者の Pixel 10 Pro でもすでにアップデートを受信し、更新されたことを確認しました。
対象デバイスとソフトウェアバージョン
アップデートはキャリアやデバイスによって段階的に展開され、今後1週間ほどかけて順次利用可能になります。
グローバル版のビルド番号は「CP1A.260405.005」で統一されています(オーストラリアの Pixel 6 シリーズのみ「CP1A.260405.003.A1」です)。
対象となるデバイスは以下のとおりです。
- Pixel 6 / 6 Pro / 6a
- Pixel 7 / 7 Pro / 7a
- Pixel Tablet
- Pixel Fold
- Pixel 8 / 8 Pro / 8a
- Pixel 9 / 9 Pro / 9 Pro XL / 9 Pro Fold / 9a
- Pixel 10 / 10 Pro / 10 Pro XL / 10 Pro Fold / 10a
筆者の Pixel 10 Pro でもすでにアップデートを確認しており、更新サイズは 64.47MB でした。

2026 年 4 月アップデートの修正内容
今月のアップデートでは、アプリの動作安定性やユーザーインターフェースに関するいくつかの不具合が解消されています。修正内容は次のとおりです。
アプリ
- 特定の条件下で、システム設定からバックアップメニューが消えてしまう問題を修正(Pixel 6 シリーズ 〜 Pixel Tablet)
- 特定の条件下で、一部の銀行系アプリやサードパーティ製アプリがクラッシュする問題を修正(全対象デバイス)
ディスプレイとグラフィックス
- 特定の条件下で、一部のゲームがクラッシュする問題を修正(Pixel 10 シリーズ)
ユーザーインターフェース
- 特定の条件下で、ホーム画面からクイック検索バーが消えてしまう問題を修正(全対象デバイス)
Wi-Fi
- 特定の条件下で、ファイル転送中に Quick Share がクラッシュする問題を修正(Pixel 9 シリーズ)
使用機会の多い銀行系アプリのクラッシュや、ファイル共有時の Quick Share の問題が修正されているため、影響を受けていたユーザーはアップデート後に動作を確認してみてください。
セキュリティの改善
Android のセキュリティに関する公開情報の 2026 年 4 月版によると、今回のアップデートでは複数の重大および高レベルの脆弱性 5 件が修正されています。
このうち、フレームワークにおける致命的な脆弱性(CVE-2026-0049)は、ユーザーの操作や追加の実行権限を必要とせずに、ローカルでサービス拒否(DoS)攻撃を引き起こす可能性があるため対処が必要です。
そのほか、NXP や STMicroelectronics、Thales などが提供する StrongBox コンポーネントにおける高い重大度の脆弱性にもパッチが適用されています。
まとめ
2026 年 4 月のソフトウェアアップデートには新機能の追加はありませんが、致命的なセキュリティリスクの解消と、複数の問題が修正されています。
すでに展開が始まっているため、Pixel デバイスに通知が届き次第、早めにインストールしておくことをおすすめします。
手動でアップデートを確認するには、Pixel の [設定] > [システム] > [ソフトウェアアップデート] > [システムアップデート] に移動して [アップデートを確認] をタップします。
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