Google は 2026 年 5 月 19 日(現地時間)、Android ベータプログラムに登録している Pixel デバイス向けに Android 17 QPR1 Beta 3 の配信を開始しました。
今回のリリースは Google I/O 2026 の開催にあわせたもので、Beta 2 から約 2 週間というこれまでのサイクルを維持したペースでの更新となります。
記事執筆時点では、筆者のベータプログラム登録デバイス Pixel 10 Pro Fold でアップデートを確認しています。
Android 17 QPR1 Beta 3 の修正内容
今回のビルド番号は CP31.260508.005(Pixel 6 / 6 Pro / 6a、Pixel 7 / 7 Pro については CP31.260508.005.A1)となっています。
アップデートには以下のバグ修正とシステムの安定性向上が含まれています。
- ContextHubClientManager でのシステムエラー : 未登録クライアントへのメッセージ送信時に logcat に大量のエラーログが出力される問題を修正 (Issue #289721806)
- 「スナップショット」の日付タップ : 日付をタップするとターミナルアプリが開いてしまう問題を修正 (Issue #506101970)
- Wi-Fi の予期しない切断 : 電波強度が十分あるにもかかわらず低品質と誤判定されて切断される問題を修正 (Issue #494670350)
- メディア再生中の音声ノイズ : あらゆるソースからの再生時に音声が途切れたり歪んだりするクラッキングノイズが頻発する問題を修正 (Issue #482749744 ほか)
- フルスクリーン時の UI 崩れ : アプリをフルスクリーン表示にした際に UI 要素が画面外にはみ出す問題を修正 (Issue #476830614 ほか)
- 再起動後のウィジェット消失 : デバイス再起動後にホーム画面のウィジェットが消えたり、ウィジェットピッカーから選択できなくなる問題を修正 (Issue #488125748 ほか)
- クイック設定のモバイルデータアイコン誤表示 : 機内モードを有効にした後もモバイルデータのアイコンがクイック設定に残り続ける問題を修正 (Issue #501368569 ほか)
なお、今回のビルドには通知アニメーションの変更やスクリーンレコーダーの動作修正、UI 全体へのブラーエフェクトの追加も含まれています。
一方で、2026 年 5 月の Pixel 向けアップデート時点で継続・報告されている問題の修正は含まれていないようです。
対象となる Pixel デバイス
Android 17 QPR1 Beta 3 は、Android ベータプログラムに登録している以下の Pixel デバイスおよび Android Emulator で利用可能です。
- Pixel 6 / 6 Pro
- Pixel 6a
- Pixel 7 / 7 Pro
- Pixel 7a
- Pixel Tablet / Pixel Fold
- Pixel 8 / 8 Pro
- Pixel 8a
- Pixel 9 / 9 Pro / 9 Pro XL / 9 Pro Fold
- Pixel 9a
- Pixel 10 / 10 Pro / 10 Pro XL / 10 Pro Fold
- Pixel 10a
ベータプログラムに参加しているデバイスには OTA 経由でアップデートが配信されます。
新しくベータ版を試す場合は、Google の Android ベータプログラムのページからデバイスを登録する必要があります。
なお、筆者の Pixel 10 Pro Fold の場合、アップデートの更新サイズは 550MB となっていました。


Android 17 QPR1 安定版を待つ場合の注意点
すでに Android 17 ベータプログラムに参加しており、今後リリースされる Android 17 安定版へ移行したい場合は、今回の Android 17 QPR1 Beta 3 をインストールしてしまうと、デバイスのデータを初期化せずに安定版へ戻ることができなくなります。
データを保持したまま正式版に切り替えたい場合は、今回の QPR1 Beta 3 をインストールせず、ベータプログラムの登録解除を行う必要があります。
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