ChromeOS LTS 138.0.7204.301 が展開。WebView 関連の脆弱性などが修正

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ChromeOS LTS 138.0.7204.301 が展開。WebView 関連の脆弱性などが修正

Google は 2026 年 1 月 16 日(現地時間)、安定性を重視する長期サポートチャンネル(Long-term Support:LTS)を利用しているほとんどの ChromeOS デバイスに対し、新たなマイナーアップデートの展開を開始しました。

今回のアップデートにより、バージョンは 138.0.7204.301(プラットフォームバージョン:16295.86.0)へと更新されます。LTS チャンネルを設定しているデバイスには、今後数日にわたって順次配信される予定です。

目次

セキュリティ修正の内容

今回のアップデートは主にセキュリティ修正を目的としており、以下の深刻度「High(高)」と評価された脆弱性を含む、計 12 件の問題に対処しています。

  • CVE-2026-0628 (High): WebView タグにおける不適切なポリシー適用

WebView は、アプリ内でウェブコンテンツを表示するためのコンポーネントです。このタグにおけるポリシー適用の不備は、セキュリティ上のバイパスを許す可能性があるため、深刻度「高」と判定されています。

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また、今回のリリースでは以下の CVE 番号で識別される 11 件の脆弱性についても、まとめて修正が行われています。

  • CVE-2025-37797, CVE-2025-37890, CVE-2025-38177, CVE-2025-38000, CVE-2025-38001, CVE-2025-38083, CVE-2025-38350, CVE-2025-38477, CVE-2025-38618, CVE-2025-38617, CVE-2025-38616

LTS チャンネルを利用中の企業または教育機関では、早めのアップデートが推奨されます。

ChromeOS の LTS とは

ChromeOS では、更新頻度や安定性に応じて複数のチャンネルが提供されています。その中でも LTS(Long-term Support)チャンネルは、特に企業や教育機関向けに安定性を最優先した運用が可能なチャンネルです。

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ChromeOS の LTS チャンネルは、約 6 ヶ月ごとにメジャーアップデートが行われ、その間は今回のようなセキュリティ修正やバグ修正を中心としたマイナーアップデートが提供されます。

また、LTS の次期バージョン候補として LTC(Long-term Support Candidate)チャンネル も用意されており、LTS リリース前に検証を行いたい管理者向けに提供されています。

現在、ChromeOS LTS は ChromeOS 138 ベースですが、次回のメジャーアップデートは 2026 年 4 月 21 日 に ChromeOS LTS 144 が予定されています。

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著者情報

尾村 真英のアバター 尾村 真英 Technical Writer

HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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