Google は 2025 年 6 月 18 日 (米国時間)、Chromebook などの ChromeOS および ChromeOS Flex の安定版 (Stable Channel) を利用しているデバイス向けに、ChromeOS 137 における 1 回目のマイナーアップデートを展開しました。
今回のアップデートにより、Chrome ブラウザのバージョンは 137.0.7151.86 から 137.0.7151.123 (プラットフォームバージョン: 16267.51.0) へと更新されます。
記事執筆時点(2025 年 6 月 19 日)では、アップデートのリリース告知は出ていますが、詳細な内容についてはまだ公開されていません。cros.tech でアップデートの展開状況を確認したところ、サポート対象となるほとんどの Chromebook 等で更新が利用可能になっているようです。
今回のアップデートと既知の問題について
今回の Chrome Releases の発表では、このバージョンアップに伴う具体的な新機能やセキュリティ修正に関する詳細な情報は記載されていませんでした。しかし、ChromeOS のマイナーアップデートは、主にセキュリティ修正や細かなバグ修正が中心となることが多く、新機能の追加は稀です。
また、バグ情報について IssueTracker などで確認してみましたが、バージョン 137.0.7151.123 において、ユーザーに広く影響を与えるような新たな問題は報告されていないようです。ChromeOS 137 のメジャーアップデート以降も、大きな問題などは確認できていません。
もしアップデート後に新しい問題を発見した場合は、以下のいずれかの方法で報告することが推奨されています。Chromebook では、以下の手順で Google にフィードバックを送信することができます。
- ChromeOS の [設定] > [ChromeOS について] > [フィードバックを送信]
まとめ
今回もリリースノートで詳細は明らかにされていませんが、先日配信された Chrome 137 (137.0.7151.119/.120) のマイナーアップデートと同様のバグ修正やセキュリティの改善が含まれていると考えられます。現時点では、アップデート後に新たな大きな問題も報告されていないことから、適用することをおすすめします。
お持ちのデバイスでアップデートが可能かどうかは、[設定] > [ChromeOS について] > [アップデートを確認] から確認できます。
- 前回のアップデート: Chromebook 向け ChromeOS 137 安定版のメジャーアップデートが展開
- ChromeOS 137 に関するニュースはこちら。
出典: Chrome Releases