これまでに何度か、MediaTek の開発中の Chromebook 向けチップセット MT8196 の話題をお届けしていますが、新しい情報によれば MT1896 はタブレットデバイスには搭載されない可能性が示唆されました。
当初、MediaTek MT8196 を搭載する Hylia と呼ばれるベースボードがタブレットデバイスとして構築されている可能性が示唆されていましたが、そのリファレンスボードとなる Rauru はクラムシェルタイプになることが開発コードから改めて示唆されました。
つまり、Rauru ベースで構築される Hylia と Navi はタブレットでもコンバーチブルでもなく、クラムシェルタイプになることが明らかになりました。コンバーチブルについては必要になったら再検討するとしているため、これが最終決定ではないかもしれません。ただ、タブレットモードが削除されることから、少なくともタブレットではなくなりました。
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これまでエントリークラスのイメージが強い MediaTek ですが、せっかくリリースされる高性能なチップセットがタブレットタイプの Chromebook に搭載されないことは残念です。とは言え、この手の高性能なチップを必要とするユーザーはほぼクラムシェルを使う機会のほうが多いと思うので仕方ないかもしれません。
MT8196 を搭載する Chromebook はいつリリースされるかはわかっていませんが、開発の状況などから今年春頃に登場しても不思議ではありませんので、期待したいですね。