最新のChromeブラウザには、Pocketなどの”後で読む”サービスと同じような「リーディングリスト」という機能が追加されています。
Chromebookでも同じように使えるこの機能ですが、現在ブックマークバーの右側に強制的にリーディングリストアイコンが表示されているため、煩わしさを感じるユーザーも少なくないと思います。
そもそもリーディングリスト自体を必要としないユーザーにとっては邪魔な存在になりますので、GoogleはChrome 91 Canaryでリーディングリストを非表示にできるようにしています。
ブックマークバーを右クリックし、”Show Reading List”のチェックを外せば非表示になりますが、本当に非表示になるだけなので、現状ではアイコンだけを表示させておくなどの細かいことはできません。
ただ、Googleは「サイドパネル」と呼ばれる機能をテストしており、フラグが有効になっているときだけリーディングリストのアイコンがツールバーに表示されるなど、いずれは細かい表示方法にも対応する可能性があります。
また、今後はタブグループ内のタブを一括追加できたり、リーディングリストをデバイス間で同期する機能も実装される可能性がありますので、機能自体は非常に期待できるものとなります。
Chromeブラウザを利用しているユーザーであれば、デバイス問わずこれらの機能が使えるようになりますが、おそらくChrome 91(Chrome OS 91)のStableでリリースされるため、5月中旬までは待つ必要があります。
Source: XDA