Google、Android 版「Snapseed 4.0」の配信を開始。Snapseed Camera やフィルムエミュレーションが追加

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Google は予告していたように、Android 版「Snapseed」アプリのバージョン 4.0 の配信を開始しました。

今回の Android 版 Snapseed 4.0 では、UI の全面刷新や iOS 版で先行していた新機能に加えて、Android 固有のアップデートも含まれています。

2025 年 6 月の iOS 版 3.0 リリース、2026 年 1 月の Snapseed Camera 追加 (iOS 版 3.11) を経て、今回の 4.0 で iOS・Android 両プラットフォームのバージョンが揃いました。

記事執筆時点で、筆者の Snapseed アプリも 4.0 へとアップデートされたことを確認しています。

目次

Android 版 4.0 の主な変更点

Snapseed の Reddit コミュニティに投稿された更新履歴によると、Android 版 4.0 の追加内容は大きく「編集フローの刷新」、「Snapseed Camera」、「エフェクトの追加・強化」の 3 つに分かれます。

編集フローの刷新

アプリを起動すると、過去に編集した写真がグリッド形式で並ぶ新しいホーム画面が表示されます。

新しい Snapseed バージョン 4.0 を起動したときの一連の画面

画面下部の [カメラ] で写真を撮影 (Snapseed Camera) するか、[写真を追加] ボタンからシステムのファイルピッカーを開いて編集を開始でき、複数枚のインポートやバッチ編集にも対応しています。

編集画面の下部には、[効果]、[ツール]、[エクスポート] の 3 つのタブがあり、[ツール] にはデフォルトで [画像調整]、[部分調整]、[切り抜き]、[シミ除去]、[カスタマイズ] が表示されており、よく使うツールはホーム画面に固定して素早くアクセスできます。

[ツール] タブをタップすると、以下のようなさらに細かいオプションにアクセスすることができます。

[ツール] タブのオプション
  • すべて
  • 絞り込み
    • 画像調整
    • ディティール
    • かすみ除去
    • 階調コントラスト
    • カーブ
    • ホワイトバランス
    • レンズぼかし
    • 周辺減光
    • 部分調整
    • ブラシ
  • 修正
    • シミ除去
    • 顔修正
    • 切り抜き
    • 射影変換
    • アンクロップ
    • 顔の向き
  • スタイル
    • 粒状フィルム
    • ブルーム
    • ハレーション
    • グラマーグロー
    • ヴィンテージ
    • モノクロ
    • HDR調
    • 二重露出
    • フレーム
    • テキスト
    • レトロラックス
    • ドラマ
    • ノワール
    • グランジ

値の調整は左右のスワイプで行い、ツールによっては上下のスワイプで別のオプションに切り替えることができます。

また、一度編集した写真を後から再編集しても編集スタックが保持される非破壊編集にも対応しました。

Snapseed Camera

ホーム画面の [カメラ] ボタンからアクセスできるカメラ機能で、ISO、シャッタースピード、フォーカスを手動で調整できる「Pro」モードを搭載しており、撮影時にリアルタイムでフィルムエミュレーションを適用できます。

撮影した写真はオリジナルが保持されるため、後から Snapseed の編集ツールで再調整することも可能です。

利用できるフィルムルックは以下の 11 種類です。

  • KP1 : Kodak Portra 400 インスパイア
  • KP2 : Kodak Portra 160 インスパイア
  • KG1 : Kodak Gold 200 インスパイア
  • KE1 : Kodak E200 インスパイア
  • FS1 : Fuji Superia 200 インスパイア
  • FS2 : Fuji Superia 800 インスパイア
  • FP1 : Fuji Pro 400h インスパイア
  • AG1 : Agfa Optima 200 インスパイア
  • AS1 : Agfa Scala 200 インスパイア
  • PD1 : Polaroid 600 インスパイア
  • TC1 : Technicolor インスパイア

これらのプリセットに加え、ユーザーが自身で保存したカスタムの「効果」も呼び出せます。ビューファインダーのカラーテーマは「Editor」、「Dusk」、「Negative」「Steel」、「Haze」、「Depth」の 6 種類から選択できます。

「効果」の追加・強化

新規追加された「効果」は以下の 5 つです。

  • かすみ除去 : 霞・靄・光の反射を除去または追加
  • : 特定の色相・彩度・輝度を個別に調整
  • 粒状フィルム : フィルム粒子を再現するヴィンテージ調のテクスチャを追加
  • ブルーム : 明るい光源を周囲へにじませ、フィルム的な雰囲気を再現
  • ハレーション : 明るい部分の周辺に赤いハローを加え、アナログフィルム特有の光漏れを再現

また、「顔修正」とフィルムの「効果」も大幅に強化されています。

このほか、独立していた Crop と Rotate が 1 つのツールに統合され、多くの「効果」で領域を指定した部分的な編集(マスク機能)が利用できるようになっています。

iOS 版 4.0 の変更点

iOS 版は今回のアップデートでバージョン 3.20 から 4.0 へ更新されます。

ギャラリー表示・非破壊編集・Snapseed Camera など主要機能はすでに先行して導入されていたため、4.0 での変更は Android ほど大規模ではありません。iOS 固有の追加内容は以下の通りです。

  • お気に入りツールの固定 : 固定できるツールの上限が拡張
  • ツールボックスの刷新 : カテゴリ構造を整理し、新しいツールを探しやすく
  • 操作インターフェースの改善 : カルーセルとスライダーの同時表示など、タップ数を削減
  • 新フィルム効果 : 新しいフィルムインスパイアのプリセットを追加
  • ブルーム、ハレーション : Android と同様に新規追加

まとめ

Snapseed 4.0 は Google Play ストアから無料でダウンロードできます。サブスクリプション・課金・広告・透かしはなく、30 以上のツールとフィルターがすべて無料で利用できます。

すでに Snapseed をインストール済みの場合は、Play ストアのアプリページからアップデートを確認してください。

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尾村 真英
Technical Writer
HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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