Qualcomm がリリースした最新のフラッグシップチップ Snapdragon 8 Elite Extreme Gen 6 を搭載したスマートフォンにおいて、Android の Linux ターミナルアプリが動作することが確認されました。
これは 9to5Google が、新しく発表された REDMAGIC 12 Pro で Linux ターミナルの互換性があることを確認したもので、Snapdragon 搭載のスマートフォンで Linux ターミナルに対応する最初の機種であることが分かりました。
Snapdragon が非対応だった理由
Linux ターミナルアプリは、Android Virtualization Framework (AVF) を使って Debian ベースの仮想マシン (VM) 上で Linux を動かすため、デバイスが AVF に対応し、互換性のある VM を備えている必要があります。
Pixel では Tensor チップを搭載したモデルで利用でき、Galaxy では One UI 8.5 を搭載した Exynos 搭載の Galaxy S26 シリーズが対応しています。一方、Snapdragon 搭載のスマートフォンは対応リストに入っておらず、Snapdragon 8 Elite Gen 5 も Android 16 の Linux ターミナルに対応していないことが明らかになっていました。
REDMAGIC 12 Pro で確認された設定
9to5Google によれば、Linux ターミナルを有効にして確認できた設定項目は次のとおりです。
- メモリ: 既定は 1GB で、最大 10.6GB まで増やせる
- ディスク容量: 132GB で固定されており、変更できない
- 表示解像度: 調整できる
- 詳細設定: 「スリープモードにしない」を有効にできる
- GUI: 対応している
ディスク容量が変更できない点は Galaxy デバイスと異なり、GUI に対応しているものの、実際に試しても導入できなかったとしています。
他の Snapdragon 搭載スマートフォンへの対応
現時点では、Qualcomm から正式に Linux ターミナルアプリへの対応が発表されたわけではなく、REDMAGIC 12 Pro 以外の Snapdragon 8 Elite Extreme Gen 6 や Snapdragon 8 Elite Gen 6 を搭載するほかのスマートフォンで利用できるかは分かっていません。
しかし、チップとしては対応していることから、少なくとも同じ Snapdragon 8 Elite Extreme Gen 6 を搭載するモデルは利用できることが期待されます。









