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Google、Android アプリの連絡先への直接書き込みを制限へ。2027 年の Android 18 以降が対象

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Google によると、Android の次期リリース (Android 18) 以降を対象とするアプリが、連絡先を追加・編集するときにシステム標準の連絡先エディタを使う方式に変わります。

この詳細は、Google が 2026 年 10 月 21 日 (現地時間) に発表しており、ユーザーの操作なしに連絡先へ直接書き込むことはできなくなり、内容を確認して保存するのはユーザー自身となります。

ただし、連絡先の管理を主な目的とする一部のアプリだけは、新しい特別な権限で引き続き一括の変更ができます。

目次

連絡先の追加と編集はシステムの画面に統一

これまでは、アプリが連絡先を 1 件保存するだけの場合でも、連絡先への書き込み権限を求めることがありました。この権限を許可すると、アプリはユーザーの操作なしに、バックグラウンドでデバイス内の連絡先全体を変更できます。

今後は、アプリが連絡先を保存しようとすると、新しい連絡先なら簡易的な入力フォームが、既存の連絡先への情報追加なら連絡先の検索画面が開きます。ユーザーはこのエディタを全画面に拡大して詳細を入力でき、保存するかどうかも自分で決められるようになります。

名前や電話番号に加えて連絡先の写真もアプリからあらかじめ入力した状態で開けるようになり、保存先のアカウントも提案されます。

従来は連絡先エディタの動作がデバイスによって異なり、渡された連絡先の写真が削除されるものや、戻るボタンを押すと意図せず連絡先が保存されるもの、[新しい連絡先を作成] が見つけにくいものがありました。

Google は今後の Android バージョンでこれらの問題を修正し、そのバージョンを搭載するデバイスに同じ標準への準拠を義務付ける予定です。メーカーが OS のスタイルに合わせて見た目を変える場合もありますが、動作は共通になります。

なお、公式ブログのモックアップには「UX は最終版ではありません」と記載されており、画面のデザインは変わる可能性があります。

連絡先を一括で管理するアプリは特別な権限で対応

連絡先を大量に更新する必要があるアプリ向けには、新しい特別なアプリアクセス権限「連絡先の管理」が用意されます。

Google は対象になりやすい例として、連絡帳アプリや電話アプリの代替アプリ、発信者番号表示やスパム対策のアプリ、連絡先の一括バックアップ・復元やデバイス間のデータ移行を行うアプリ、バックグラウンドでクラウドや企業アカウントと連絡先を同期するアプリを挙げています。SNS や決済、名刺スキャナーなどのアプリは対象外で、標準エディタを使います。

この権限は通常の許可ダイアログではなく、ユーザーが [設定] > [アプリ] > [特別なアプリアクセス] > [連絡先の管理] でオンにします。権限を得たアプリは、連絡先の読み取り、追加、編集、削除ができます。

この「連絡先の管理」権限は、Android 17 QPR2 (2026 年第 4 四半期) で導入されます。

なお、筆者は Android 17 QPR3 Beta 2 の Pixel デバイスで確認できています。

対象となるアプリと時期

直接書き込みの停止は、Android 18 のリリースを対象に更新されたアプリにのみ適用され、古いバージョンを対象とするアプリは現在の動作のままです。ただし、新しい標準の連絡先エディタは、対象バージョンに関係なく、新しい OS で動くすべてのアプリで使えます。

古いバージョンの Android を搭載するデバイスでは、連絡先の追加や編集の操作を、これまでどおりデバイスの連絡帳アプリが処理します。

Google が示すスケジュールでは、連絡先への直接書き込みが停止されるのは 2027 年の Android 18 を対象とするアプリからです。

なお、連絡先の読み取りについては、Android 17 で導入された連絡先選択ツールにより、ユーザーが選んだ連絡先だけをアプリに渡せるようになっており、今回の変更は書き込み側にあたります。

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著者情報

尾村 真英
Technical Writer
HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。
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