Google は先日、Pixel 向けに Android 17 Beta 3 を展開し、多くの新機能を導入していますが、そのうち一つに最近の Android Canary 2603 ビルドで利用可能になったばかりの新しい「バブル」機能も含まれています。
筆者も Android Canary 2603 の時点で機能の展開を確認していますが、今回は Android 17 Beta 3 でもほぼすべてのアプリを「バブル」で実行できるようになったことを確認しました。
すべてのアプリをバブルで表示できるように
Android の「バブル」といえば、これまではメッセージアプリの通知を画面上に常駐させ、別のアプリを使っていてもすぐ返信できるようにする機能として提供されていました。
一方、新しい「バブル」は、任意のアプリをバブル(フローティング)で表示できる機能で、2026 年 2 月下旬にリリースされた Android 17 Beta 2 で発表されたものです。
Pixel の「バブル」の使い方
「バブル」を利用するには、ホーム画面やアプリランチャーでアプリアイコンを長押しし、表示されたショートカットメニューから「バブル」を選択します。

ごく一部のシステムアプリ(カメラや My Pixel など)を除くと、基本的にどのアプリケーションでもバブルモードで起動することが可能です。
同時に起動できるバブルの数に明確な制限はなく、いくつでも起動することができますが、バブル画面の上部に表示されるアプリの数は 5 つまでとなっています。

それ以上の数や最近使ったバブルや閉じたバブルは [ + ] アイコンをタップして確認でき、 再びバブルでアプリをすばやく起動できるようになっています。
開いているバブルアプリを閉じる場合は、バブルをタップして画面下部に表示される「×」マークに向かってドラッグまたはフリックします。
なお、バブル化されたアプリは、最近使ったアプリ(履歴)画面には個別に表示されなくなりますが、フローティングアイコンとしては画面上に残り続けます。
マルチタスク機能の向上に期待
これまでの Pixel デバイスは、マルチタスクの柔軟性という点で他メーカーから一歩遅れている印象がありましたが、ネイティブ機能として任意のアプリのフローティングウィンドウ化がサポートされたことは大きな改善と言えます。
とくに、Pixel 10 Pro Fold や Pixel Tablet のような広い画面を持つデバイスであれば、アプリの切り替えの手間や分割画面を利用しなくても、複数の作業を並行しやすくなることが期待されます。

現時点では Android 17 Beta 3 で利用可能になっていますが、すでにプラットフォーム安定版へと到達していることから、大きな問題がなければ 6 月にリリースが予定されている Android 17 安定版での実装が見込まれます。


