Google が教育機関向けに Google フォトの移行機能と NotebookLM の上限緩和を発表

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Google が教育機関向けに Google フォトの移行機能と NotebookLM の上限緩和を発表
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Google は 2026 年 4 月 13 日(現地時間)、教育機関向けの AI ツールのアップデートや Google フォトのデータ移行機能などを発表しました。

このアップデートにより、Google Workspace for Education Plus などのユーザーは NotebookLM の利用上限が緩和されます。

また、5 月からは卒業や退学時に学校の Google アカウントから個人の Google アカウントへ Google フォトのデータを移行できるようになります。

目次

卒業時の Google フォトデータ移行に対応

これまで、教育機関を卒業したり組織を離れたりする際には、Google ドライブや Gmail のデータを個人のアカウントに移行することができました。

2026 年 5 月からは、これらに加えて Google Takeout (コンテンツの移行) を使用して Google フォトのデータも移行可能になります。写真や動画、アルバムなどを個人の Gmail アカウントにそのまま引き継ぐことができます。

グローバル市場では 5 月から 6 月にかけてが卒業シーズンにあたるため、このタイミングでの機能展開となっています。日本の教育現場では 4 月が新学期ですが、今後の卒業や転校のタイミングで役立つ機能です。

また、2026 年の後半には、管理者向けに Google フォトの管理および一括削除機能が追加される予定です。これにより、管理者はどのユーザーがデータを移行したかを確認しやすくなり、組織の共有ストレージ容量を効率的に解放できるようになります。

なお、移行機能を利用するには、管理者側でデータのエクスポートを許可する設定が必要になります。詳しくは以下の記事でも解説しています。

NotebookLM の利用制限緩和

Google Workspace for Education Plus または Teaching and Learning Upgrade のライセンスを持つ教育者および学生を対象に、NotebookLM のアクセス制限が拡張されました。

作成できるノートブックの数や 1 ノートブックあたりのソース数、インフォグラフィックの作成上限などが従来の 2 倍になります。

これにより、学習や研究の過程で上限到達を気にすることなく、より多くの資料を読み込ませて整理することが可能になりました。

Moodle への Gemini 統合

Gemini がオープンソースの学習管理システムである Moodle LMS の公式 AI プロバイダとして機能するようになりました。管理者は Moodle 内で Gemini を利用して、テキストの要約や画像生成などを実行できます。

さらに 5 月からは、Gemini LTI が Moodle をサポートし、Gemini アプリや NotebookLM といった AI ツールを LMS 内から直接利用可能になるため、教育者が学生に対して Moodle 上で Gemini を使った課題を割り当てることができます。

なお、米国市場向けには Gemini アプリ内で NEET 試験などの模擬試験対策を行う機能が展開されていますが、日本国内のカリキュラムへの対応については現時点では発表されていません。

まとめ

今回の発表では、NotebookLM の制限緩和や Moodle との連携強化により、教育現場における AI の活用がさらに進むことが期待されます。

なかでも Google フォトのデータ移行機能は、ユーザー自身がデータを移行しやすくなるだけでなく、ストレージ容量の確保に課題を抱える教育機関の管理者にとってもメリットがあります。

管理者は 5 月以降のロールアウトに向けて、組織内のポリシー設定や移行手順を確認しておくことをおすすめします。

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尾村 真英
Technical Writer
HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。
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