Google は Gemini Spark において、Google フォトのライブラリを対象とした複数ステップの操作に対応したことを発表しました。
これは Google で Google フォトを担当する Shimrit Ben-Yair 氏が X で明らかにしたもので、写真・動画の検索や編集、アルバムの作成・共有などを一度の指示でまとめて処理できるようになります。
現時点では、対象となるのは米国の Google AI Pro および Ultra ユーザーで、数週間かけて段階的に展開されます。
複数の作業を 1 つのプロンプトで実行
Gemini Spark から実行できる Google フォト関連の操作として、次のような操作ができるようになります。
- 検索・整理:被写体や場所、日付、イベントを指定した写真・動画の検索、ベストショットの抽出、重複写真の絞り込み
- 編集・生成:画質の補正やクイック補正、コラージュやスタイル変換画像の生成(編集は元画像とは別の新しいコピーとして保存)
- アルバムの作成・整理:共有または非公開アルバムの新規作成と、選んだ写真の保存
- アルバムの共有:Gmail や Google ドキュメント、メッセージなど連携アプリへのアルバムリンクの追加・送信
- 自動化のスケジュール設定:月次ハイライトアルバムの自動作成やレシート写真の仕分けなど、定期的なタスクの設定
- 画像からのテキスト抽出:画像内のテキストを抽出し、Google ドキュメントでの要約・整形や、それを使った別タスクへの展開
Shimrit Ben-Yair 氏は X の投稿のなかで、これらの機能を組み合わせたプロンプトの例を挙げています。
- 「旅行中の自撮り写真をすべて見つけて、写り込んだ人混みを消してから中央に配置し直し、新しいアルバムに追加して」
- 「そのコンサートのフライヤーの写真をカレンダーの予定と照合して、当日の予定として登録して」
- 「毎週日曜日に子どもたちのベストショットを選んで共有アルバムに追加し、祖父母向けの案内メールの下書きを作成して」
- 「週末ごとに料理の写真のベストショットを見つけてコラージュを作成し、”今週カメラが撮った食べ物” という新しいアルバムに追加して」
- 「ハワイ旅行のベストショット 15 枚を見つけて、ビーチの写真を補正し、”Aloha 2026″ という共有アルバムにまとめてリンク付きのメール下書きを作成して」
このほかの機能の詳細については、ヘルプページをご確認ください。
安全性と利用条件
Gemini Spark が写真の編集や加工を行うとき、元の画像は上書きされず、コピーが作成されてから編集が適用され、新しく作成されたアルバムはデフォルトで非公開となります。
アルバムの共有やメールの送信といった外部への操作を行う前には、必ずユーザーへ許可を求める確認画面が表示されます。
現在、Google フォトと Gemini Spark の連携機能は、米国において数週間かけて段階的に展開されており、記事執筆時点における利用条件は以下のとおりです。
- 米国在住の 18 歳以上のユーザー
- 言語設定が英語
- Google AI Pro または Ultra プランのユーザー
- モバイルアプリ版 Gemini およびウェブ版 (gemini.google.com) を利用
現時点では、日本を含めたグローバルへの展開時期については明らかにされていません。











