Google は、Android 版 Gboard アプリに新しいツール「クイックインサート」を追加する準備を進めていることが明らかになりました。
これは Android Authority が、Gboard のベータ版(バージョン 18.0.3.954559732-beta-arm64-v8a)のコード調査したことで判明したもので、Googlebook に向けた機能追加の一環と考えられます。
Gboard の「クイックインサート」とは
今回確認された「クイックインサート」は、Gboard の上部ツールバーに、ひし形で囲まれたプラスアイコンとして追加される予定です。
タップすると、以下 6 種類のソースからコンテンツを呼び出せるパネルが開きます。
- 音声入力 : マイクを使った音声入力ツール
- 表現 : 絵文字やステッカーなどの候補
- クリップボード : 直近のコピー履歴
- 画像 : デバイス内の画像
- 連絡先 : 保存済みの連絡先情報
- 文章作成ツール : 頻繁に修正している文章のハイライトなど


画像や連絡先などの項目は、直近の候補がデフォルトで表示されるほか、検索機能を使って過去のファイルまでさかのぼって探すこともできるとされています。
連絡先を選んだ場合は、一覧から名前を選択したうえで、氏名や電話番号といった個別の項目を選んでテキストとして挿入できるほか、「すべて挿入」をタップしてまとめて貼り付けることも可能です。
Chromebook の「クイックインサート」とほぼ同じ機能
「クイックインサート」という名称と機能は、Chromebook 向けの ChromeOS にすでに搭載されているものと同じです。
ChromeOS 版のクイックインサートは、ドキュメントやチャットの入力中に、ファイルや絵文字、GIF、クリップボード履歴などをその場で検索・挿入できるツールで、Chromebook Plus であれば AI を活用した文書作成サポートや画像の作成もできます。
現在開発が進められている Googlebook は Android をベースとしており、公式発表の本体画像から「クイックインサート」キーが搭載されることも分かっています。
そのため、Google は Gboard を Googlebook の標準キーボードとして採用し、従来の Chromebook と操作性を合わせる目的であると考えられます。
リリースはまだ未定
一方で、今回追加された「クイックインサート」と既存の Gboard の入力機能(絵文字ピッカーや音声入力ボタンなど)と機能が重複する部分も多く、既存のツールが「クイックインサート」に統合されるのか、あるいは両方残されるかは分かっていません。
現時点ではいつリリースされるかは不明ですが、一部の機能はすでに動作しているとされ、2026 年秋の Googlebook 第 1 弾の発売に合わせて展開される可能性があります。












