Google、Chrome の「AI モード」に分割画面やタブ検索機能を追加。米国で展開開始

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Google は 2026 年 4 月 16 日(現地時間)、デスクトップおよびモバイル版の Chrome ブラウザに統合されている「AI モード」をアップデートし、分割画面表示や最近開いたタブを検索のコンテキストとして追加する機能を発表しました。

現在、米国で展開が開始されており、今後さらに多くの国や地域へ拡大される予定です。

目次

分割画面による情報探索(デスクトップ)

デスクトップ版の Chrome において、「AI モード」のリンクをクリックした際のアクションが変更され、これまでは新しいタブで開かれていましたが、「AI モード」の回答画面とウェブページが横並びの分割画面で表示されるようになります。

これにより、ユーザーは関連するウェブサイトを訪れたり詳細を比較したりしながら「AI モード」への追加質問を行うことができ、タブを行き来する手間が省けるため、現在開いているウェブページや YouTube 動画などを開いたまま情報を深掘りできるようになりました。

開いているタブを検索コンテキストに追加(デスクトップ・モバイル)

モバイルおよびデスクトップの両方で、「AI モード」に最近のタブを検索の文脈として追加する機能も導入されています。

新しいタブページの検索ボックスや AI モード 内の [ + ] メニューから、現在開いている Chrome のタブを選択して検索に含め、複数のタブや画像、PDF などのファイルを組み合わせて入力することも可能です。

たとえば、旅行の計画を立てる際に複数の宿泊施設のタブを開いた状態で、それらの情報をもとに AI モードへ追加の提案を求める使い方ができます。

説明を見る限り、Chrome 144 以降で段階的に導入されている「マルチタブコンテキスト」機能に関連すると見られますが、機能の違いなどについての詳細は不明です。

新しいタブページからのアクセス向上

デスクトップ版の新しいタブページで「AI モード」ボタンをクリックすると、ウェブサイトではなくインラインのプロンプトボックスが開くようになりました。

また、ここから Canvas や画像生成などのツールに直接アクセスしたり、利用する Gemini モデルを切り替えたりすることもできます。

Android および iOS のモバイル版の新しいタブページでは、検索バーをタップすると全画面の検索およびアドレスバーが開き、入力文字数に応じてプロンプトボックスが拡大するようになります。

モバイルでも [ + ] メニューからカメラ、ギャラリー、ファイルへのアクセスが可能なほか、開いているタブをグリッド表示から選択して追加できます。

まとめ

今回のアップデートにより、Chrome の「AI モード」は複数タブやファイルなどの情報を組み合わせた高度な検索が可能になりました。分割画面の導入により作業の連続性が保たれるため、学習や調査の効率向上が期待できます。

現時点では米国のみでの提供ですが、今後グローバルに順次展開予定とされているため、日本での展開も期待されます。

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尾村 真英
Technical Writer
HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。
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