Google は 2026 年 9 月 8 日 (現地時間)、Windows、Mac、Linux のデスクトップ向けに Google Chrome 153 安定版 (Stable) へのメジャーアップデートをリリースしたことを発表しました。
今回のアップデートにより、デスクトップ版 Chrome のバージョンは Windows および macOS 向けが 153.0.8010.36 / .37 へ、Linux 向けが 153.0.8010.36 へと更新されます。アップデートは今後数日から数週間にかけて順次展開される予定です。
Chrome 153 からリリースサイクルが 2 週間に変更
予告されていたように、Chrome 153 からは Chrome の安定版リリースサイクルが 4 週間から 2 週間に短縮されます。
Google によれば、この移行は新機能やパフォーマンス改善、バグ修正をより早く提供することを目的としたもので、企業向けには従来どおり 8 週間サイクルで更新される Extended Stable チャンネルも提供されています。
次期バージョンの Chrome 154 は、9 月 22 日にリリースが予定されています。
今回のアップデートで修正された脆弱性
今回のアップデートには、合計 230 件のセキュリティ修正が含まれています。
公開されたリリースノートによると、深刻度が「クリティカル (Critical)」のものが 5 件、「高 (High)」が 41 件、「中 (Medium)」が 133 件、「低 (Low)」が 51 件となっています。
深刻度が最も高いクリティカルの修正としては、WebGL における解放後使用 (CVE-2026-87464、CVE-2026-87488) や境界外書き込み (CVE-2026-87438)、バッファオーバーフロー (CVE-2026-87527) に加え、Cast における解放後使用 (CVE-2026-87628) が対処されています。
High・Medium・Low に分類された脆弱性については、V8、ANGLE、WebGL、Views、Payments、Safebrowsing など広範なコンポーネントにわたる修正が含まれています。
なお、Google は CVE-2026-87491 について、悪用が確認されている脆弱性であると明らかにしています。
ChromeOS は引き続き 4 週間ごとの提供
一方、ChromeOS の場合は Chrome ブラウザのリリースサイクルが 2 週間に短縮されても、従来の 4 週間ごとのメジャーアップデートが提供されます。
そのため、従来のように 1 つずつバージョンアップするのではなく、2 ずつバージョンアップすることになります。
本日、ChromeOS 152 へのメジャーアップデートが提供されましたが、次回のメジャーアップデートは 2026 年 9 月 30 日に予定されている ChromeOS 154 へと更新されます。











