Google は、AI コーディングツール「Google Antigravity」において、最新の Gemini モデルである「Gemini 4 Argon」を Google AI Pro ユーザーに展開したことを発表しました。
新たに利用可能になった Argon は、既存の Gemini 3.8 Flash の枠とは別に専用の週次クォータ (使用量上限) が用意されています。
記事執筆時点で、筆者の Googlebook 上の Antigravity アプリで利用できるようになったことを確認しました。
Pro 向けの週次クォータと対象プラン
Google によると、Argon への需要が非常に高く、処理能力を慎重に増やしながら Pro 向けの展開に至っており、Argon 専用の週次クォータを Gemini 3.8 Flash の枠とは別に設けることで作業に応じて Gemini を使い分けられるようにしたと説明しています。


Antigravity のモデル一覧ページには、Argon は Antigravity IDE では使えず、アプリ、CLI、IDE 拡張機能で使えると記載されています。
Antigravity での Argon の活用例
Google は社内での Argon の活用状況を紹介しており、Alphabet 全体で毎月 10 万人以上が社内版の Antigravity で Argon を使用し、4 週間でエージェントによるコード生成が 35% 増え、コード提出後のロールバックは 30% 減ったとしています。
また、YouTube のコメント機能のフロントエンドでは、冗長な絵文字のレンダリングだけでサーバー負荷の約 45% を占めていることを Argon が特定し、12 件の最適化で CPU 使用量を半減させたとしています。
これにより、サーバー側のコメント読み込みの遅延は 30 ミリ秒、クライアント側のエンドツーエンドの遅延は 20 ミリ秒短縮されました。
このほか、複数のサービスにまたがる 134 件の未解決バグ報告については、3 時間未満で 97 件を古いものや重複としてクローズし、残る 37 件は担当者別に振り分けたと説明しています。












