Lenovo が 5G ネットワークに対応した新しい 14インチ Chromebook の投入を準備している可能性が高いことがわかりました。
これは米連邦通信委員会(FCC)および TUV Rheinland の認証情報から明らかになったもので、未発表のデバイスである「Lenovo Chrome 14M8911(型番: 83SX, 83SY, 83T0)」という名称を確認することができました。
5G 対応、Wi-Fi と Bluetooth の選択肢もあるか
今回、Reddit ユーザーが共有した FCC の情報では、「Chrome 14M8911」には Rolling Wireless 製の 5G 対応モジュール「RW101R-GL」を搭載することが示されています。
さらに、Wi-Fi モジュールが MT7922 (MediaTek Filogic 330) または MT7925 (MediaTek Filogic 360) の 2 つのオプションが用意されていることも確認されました。
- MT7922 : Wi-Fi 6E / Bluetooth 5.2
- MT7925 : Wi-Fi 7 / Bluetooth 5.4

このため、少なくとも 5G に対応したモデルには少なくとも 2 つの選択肢が用意される可能性があります。
Mediatek Kompanio 540 を搭載する可能性
さらに、今回確認された型番 83SX / 83SY で調査をしたところ、マザーボードに関する情報から MediaTek Kompanio 540 (MT8189) と 8GB RAM、128GB UFS ストレージを搭載する可能性が示唆されました。

Kompanio 540 を搭載する Chromebook は、今年に入って新機種が複数発表されており、すでに Lenovo からも 2 機種が発表されています。
しかし、今回発見されたデバイスの名称が「14M8911」となっており、過去の命名規則を鑑みると 14 インチモデルである可能性が高く、すでに発表済みのモデルは 11.6 インチと 12.2 インチであることから、別のモデルであると考えられます。
なお、過去の 14 インチモデルは「14M」と「14I」が存在しており、前者は MediaTek、後者は Intel をそれぞれ採用しています。
底面のデザインも示唆
さらに FCC に申請された資料には、「Chrome 14M8911」に関する底面のデザインを示す画像がありました。

この画像から、昨年発表されている 14 インチの Lenovo Chromebook Plus 2-in-1 や Chromebook Plus Gen 10 と同じデザインを採用していることが分かります。
ただし、このデバイスが Chromebook Plus と呼ばれるかは分かりませんが、Kompanio 540 の立ち位置を考慮すると、通常の Chromebook としてリリースされるものと思われます。
まとめ
現時点では Lenovo からの公式発表はありませんが、FCC 認証の情報などを統合すると、新しい「14M8911」は 14インチのミッドレンジクラスとして、バランスの取れたモデルになることが予想されます。
Chromebook Plus 譲りの筐体デザインを採用しながら、省電力性能に優れた Kompanio 540 と 5G 対応は、教育市場だけでなく一般や法人での利用も想定している可能性があります。
いずれにしても、Kompanio 540 を搭載する Chromebook は発表され出したばかりなので、今後の進展に期待です。
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